8月15日スタツアMT

文責:あすか


欠席:なほ、いずみ、としや、さな
遅刻:みゆ、ばちょ、しおりん、こごし
早退:せーら、やーま、OP、みゆ


◆勉強会◆

■釜ヶ崎の歴史byみゆ(レジュメ参照)→wiki先生見て

■あいりん地区についてbyせーらさん
・西成区の北部のことを特にあいりん地区という。
環状線・南海電鉄・旧南海の三角形に囲まれた地区
・20haに3万人の路上生活者がいると言われているが、国勢調査でもはっきりしないもの。女性はそのうちの1000人くらい
・NPOや宗教団体によって炊き出しが複数の公園で行われており列ができる
・他の区に比べ物価が低い
・日雇い労働者の高齢化が進んでおり仕事が激減している。また日雇い労働者は各種保険がないため生活保護予備軍と言われている
・50%は義務教育すら受けていない
・団体例…釜ヶ崎支援機構、キリスト教協友会、子どもの里、炊き出しの会、再生フォーラム
・夏祭りや越冬闘争などイベントがある
・簡易宿泊所(ドヤ)…労働者向けの宿泊所が減ってきている。代わりに外国人バックパッカーの宿泊が増えている。生活保護受給者向けの福祉アパートに転向するところも増えている

■ケースワーカーについて(CW)(レジュメ参照)
・ケースワーク活動に従事する専門家。直接当事者の接し、解決のための援助を行う
・収入、職歴、病状、資産、配偶者との連絡状況、車の使用実績、求職活動情報などを質問する。調査や精神的な支援
・社会福祉事務所、児童相談所、病院、保健所等で働く
・全国のケースワーカーは14,536人。
・1人あたりの受け持ち世帯数:市)92.9 都道府県)66.1
→1ヶ月に何回も訪問できないし、1ヶ月ごとも厳しい。人不足。
・ソーシャルワーカーの中にケースワーカーが含まれる(国際的には)
・スーパーバイザーはケースワーカーを監督する。ケースワーカーの主観的支援(偏った支援。あの人のところには行きたくないな、支援したくないなとか)を防ぐ。
・社会福祉士(国家資格)
・地方公務員の仕事の中でもめちゃくちゃ大変な仕事


◆丸山先生勉強会◆
■2章byしおりん
・どのようなプロセスで福祉受給に至ったか。周囲の理解
・生活困窮→福祉事務所or婦人相談所
・施設…7つある
救護施設…身体・精神面
更生施設…アルコールやギャンブルなどからの脱却、生活支援、女性占用施設もある
宿泊施設…女性7割。原則3ヶ月まで。DV、家賃滞納
婦人保護施設…充足率4割
母子生活支援施設…女性のみ。子どもが20歳になるまで利用可能
無料定額宿泊所…ホームレスになりかけの人多い
◎入所理由共通、類似した問題を抱える人、生活保護施設は満員、婦人保護施設は6割も埋まっていない
・課題…自治体やケースワーカーの裁量が大きく当事者の意志で選べない(あなたはここの施設入りなさいとか)、施設の空き状態、従順になりやすく我慢を強いられる現状、医療機関の助言
・ジェンダーよりも個々の問題が大きいのでは?


■5章by OP(レジュメ参照)
・4人の事例
・女性の野宿厳しい…大多数の男性に囲まれて暮らすこと、セクハラ、パートナーからの暴力
・生き抜く術…放浪型から定住型へ→安全、生活基盤の安定、仕事につながるなど
⇒様々な抑圧→危険(逃れようない)これらを受け入れ他の野宿者から生活戦術を学んでいくことで生き抜くことができる。


■6章byバッジョ
・野宿生活→新たな価値や意味・コミュニティの創造をもたらし、当事者の能力を改善させる面もある
・不利益の共有認識→モノ・情報・行為のやり取りの活発化、安心感、リスク減らす効果⇔関係もろい
・脱野宿か続野宿か…野宿をする当事者の主体的な意思として捉える研究を問い直す必要(主体的な部分とかは部分的。実際には夫など状況によって選択は変わる)


◆丸山先生への質問について◆
・FWの仕方
・良い資料
・なぜ女性のホームレスを研究しているのか、その研究をするに至ったきっかけ→書いてあったかな?
・私たちにできること
・ホームレス問題の現状の改善とはどのような状態を指すのか
・衝撃的だったエピソード
・女性ホームレスについてのエピソード
・婦人保護施設に入る女性はどんな女性か
・売春に戻ってしまうのはどうしたら防げるのか?
・6割も埋まっていない状況とは。改善できないのか
・女性ホームレスが少ない場所での生活方法
・野宿まではいかないが貧困状態の女性についての調査は行っているのか