先週は、風邪気味でした。今年のアイルランドは暖冬であまり寒くなることはなかったのですが、それでもやはり風邪は流行りもの。
その時に、ふと思ったこと。前から気になっていたのですが、どうも甘い物を食べ過ぎると風邪を引きやすい気がするんです・・・
自分ではほとんど気が付かなかったのですが、どうも去年位から娘の食事や様子を観察していると、甘い物を食べ過ぎた時に限って(パーティー等の外出をした時や頂きものをした時など)数日後に具合が悪くなることが度々。気のせいか、偶然か。
今回思い切って調べてみました。すると、やはり科学的にというか生理学的にそれは可能のようです。一番最初に目にしたのは、英語の料理本。現在オンラインで勉強中の栄養学のコースで最近使ったものです。中には、
甘い物は免疫システムを攻撃します。病気と闘っている時、通常の白血球ならば1時間の間に14の病原菌を破壊することが可能ですが、100gの砂糖にさらされるとその数は1.4にまで下がります。そしてその状態が最低2時間は続きます。(直訳:Louise Blair, Low GI Cook Book, 2005, p.13)
と書いてありました。
ほほー、やっぱりそうか。考え過ぎではなかったのね。それに砂糖には他の栄養素の吸収を阻害してしまう機能もあります。
今度は日本語でGoogleしてみました。すると、ちらほら出てきました。同じ内容のもの。
例えば、「砂糖には免疫力を低下させて風邪などの病気にかかりやすい体にしてしまう」と。
以下、下記のHPから引用。
ノーベル化学賞受賞者のライナス・ポーリング博士の研究で砂糖を扱ったものがあるのですが、その研究結果によると「どんなタイプの砂糖を食べても摂取後4~6時間は体の免疫力の75%は低下する」ということが判明したそうです。
砂糖を含む甘いもの(ジュースやケーキ、飴やクッキーなど)を食べると血糖値は急激に上昇します。血糖値が上がると外部から侵入してきた細菌やウイルスを排除する活動が弱くなり、免疫機能で大きな働きをする白血球内のビタミンCが戻るまで4~6時間はかかってしまうのだとか。
そういえば、風邪気味になる前はバレンタインということもあり、通常より甘い物頂きましたねぇ。
日本人のママ友さん達と作ったバレンタインのマフィン
💗型なんですか良く見えないですね。バター、卵なしで全て植物性の材料。
でもあんまり神経質になるのも良くないので、美味しいものは美味しく頂き、でも食べ過ぎだけは気をつけるようにしましょう。
春もすぐそこまで。皆さんが、冬を元気に乗り越えられますように。