あれは、23才の時でした。
周波数チャンポンが激しい時期で
オーラや未来、魂の声、守護さん
体調が悪い所が黒く見えたり、
キラキラした光の球、
今は周波数が合わなくなったので
見えないようになった幽霊など
(祖母が他界した昨年は見えてしまった)
現実も目に見えない領域も
心身共に多忙な時でした
一人暮らしの部屋(畳)にお布団を敷いて
うつ伏せでウトウトしていたら
鍵を閉めているはずの玄関が
ガチャと開く音と共に
金縛り
何かが入ってきた瞬間に
真空の中にいるかのように音が遠退いていく
うつ伏せで寝ているのに
もう1つの視野でビジョンが見えてきた
40代ぐらいスーツ姿、革靴にハットを被った
古めかしいイギリス紳士風な男性が(顔がみえない)
ゆっくりと玄関から部屋に入って向かってくる
おい、おい、土足...と思いながら見る
こつ、ミッシ、こつ、ミッシと
足音が近づいてくると
あ...これはヤバイやつ!!
本能的に危機を感じて
腹と魂にグッと力をいれる
真横をミッシミッシと歩く革靴を
息をこらして見ていると
グググ~~っと視界が歪む
強いなに、この異様な強さ!!
以前にも強いのきたけれど
その比にならない
グッと耐えていたのだけれど
耳元でバリバリバリーーっと
ガムテープを剥がすような大きな音と共に
グググ~っと
身体から幽体が引っ張られた
男はそのまま、窓を通り抜けて出ていった
空気感が少しだけ変わって
安堵
が、しかーし!!
あれ?私が、下で寝ている
な状態をみるのでした。
次回へつづく