ぴっかりさんの独演会のこのシリーズも20回目だそうで、二つ目の勉強会としてこの会も残すところあと2回。段々と真打へのカウントダウンが進行していく感あり。


ぴっかりさんは来春の真打昇進を控えて持ちネタの棚卸し、見直しをされているそうで、尺を寄席サイズに直したり、構成を変えたりしているそうです。そんな1席目は「元禄女太陽傳」。確かに今までのこの噺とは全く違う展開で新鮮でしたが、従来パターンのお熊の眉毛が繋がっているくだりが無かったので、これは残して欲しいと思いました。

続いてこのシリーズでは珍しいゲストとして林家扇さんが登場し「宗論」を口演。ぴっかりさんの宗論も良いけれど、扇さんの宗論は一味違ってなかなか良かった。


中入り後は恒例の三味線演奏ですが、今日は新内を披露。人間国宝の先生に付いてお稽古しているそうです。その後、扇さんとの楽しいトークを挟んで、事情があり、短めの「やかん」から、ここから先はSNS禁止の「アンコール落語」でお開きになりました。