@内幸町ホール



日大芸術学部出身の脚本家三谷幸喜さん作、演じるのはやはり日芸出身の柳家さん生さんという会。演劇版は観たことがあるが、落語版はどうなるのか、楽しみ。

落語なので開口一番がある。上がったのは春風亭ぴっかり☆さん。今日はいつもと違い、当然の如くさん生師匠のお客さん、三谷幸喜さんファンが多いようで、自分の贔屓客が殆どいない状況。初めてアウェイのぴっかり☆さんを見た。まくらもいつもと違ってアウェイ用と言った感じから「宗論」。しっかり笑いが取れて、ホッとした表情で高座を降りました。
続けてさん生師匠が上りますが、「笑の大学」は演らずに「亀田鵬斎」を口演して中入り。ちょっと拍子抜けでした。

中入り後には釈台が用意されて、その前にさん生師匠が座っていよいよ「笑の大学」が始まる。一人芝居のようで、しっかり落語になっている。1時間超の熱演は下げの後に暗転。そして、その後は長い拍手という演劇テイストな終わり方。脚本がしっかりしていて、メッセージも強いので暫く余韻に浸っていた。