3月以来の落語会。このP-CANも3月、5月が延期になったので1月以来の久々の公演。ぴっかり☆さんの他の公演も3月以降は全てキャンセルになっていたので本当に久しぶり。
いつもよりも客席の左右前後間隔を開けた可能な限りのソーシャルディスタンス。2mの間隔はさすがに無理で1席分、1列分ずつ距離を取って椅子を配置している。小さな小屋の限界の仕様で開演。今日は高座も目一杯客席から距離を取るために壁際に設置して演者の飛沫防止策も万全(?)。
プログラムも短縮バージョンで行うとのことで、前半は民話をぴっかり☆さん自身が落語に直したという「長者と牛」。学研の子供向け配信用に準備をしているネタ下ろし。続いて近く収録があるというNHKの演芸番組用の7分バージョンの「湯屋番」のネタ下ろし。更にこの夏用に覚えて準備していたが、演る機会がなかったという「たがや」のネタ下ろしで、前半3本がオールネタ下ろしという珍しい構成。
中入り後は三味線を抱えて登場。いよいよお稽古会の様相を呈してきた。やり直しもありの「おてもやん」を熱演(?)の後、「黄金餅」を口演。ブランク明けで未だ本調子でない感じが今夜は全体に漂っていた。
最後はモニター越しに双方向リモートお見送りで大団円。
お土産まで頂きました。でも、なんでキティ?