矢張りここに来てしまいました。

 

 

ここは奥さんの故郷、「大九州展」東京会場です。 

 

東京では、南は九州、北は北海道と大都市の物産展が、二つのデパートで同時に開催されてるとあって、いずれ劣らぬ名産品揃いに違いなく、

否応無しに期待は高まります。

 

 

 

 

 

 

九州へは時々足を運んで、その絶品料理はいくらか堪能しているものの、その素材を改めて確認し眼福にあずかるのも楽しいものです。

 

何より、お客さんの明るい笑顔と、うきうきした姿に、こちらも、つられて、わくわくしています。

 

 

 

リンゴのアイス!脂質0!

 

見るからに高級で美味そうなカステラが、バターの贅沢な使用のせいで、脂質が高く手に入れる事を断念しました。

悔しいです。

 

まぁ見て回るだけでも目の保養、ちょっとした、お祭り気分を味わえて結構楽しいものです。


まさか、迷い込んだ訳でもないでしょうがが、ここにも訪日外国人の姿が見られるのは、場違いな感じがして不思議です。

 

人間は本来欲深く、ついパワーを主張したがるが、ここでは其々の国の人達が、神妙な顔で他国の食品を眺めながら、あるいは歓声をあげて食欲という欲を楽しみ、笑顔を交わし会う光景は、平和そのものです。

 



いきなり「北村さんじゃないですか」と、声がした。

よく見ると、沖縄県の出展店の係の女性だ。

「一緒に写真を撮って下さい」と言われて、快くシャッターを切った。

一期一会、この会場に足を運ばなければ、この女性には会う事はなかったはず。

人生はこうした連鎖の集積で作られていく。

 

驚いた事に、そこで売られていたのは「奇跡の果実」と呼ばれる、石垣島特産ヤエヤマアオキのエキス、いわゆる「ノニ」エキスだ。

以前から、一度、健康維持の為、飲用したいと思いながら、機会を逸していたものだ。

この「ノニ」にどれ程の効果があるかは分からないが、それは、あまり重要ではないのです。

それより、この出会いを偶然というより必然なのだと捉えるポジティブな思考こそが、今の私に必要なのです。

 

 

 

 

腹がグーグーと泣き出した。

大九州展から、馴染みの九州寿司へと急ごう。

 

 

 

 

 

購入しました。