夫と、小学生の息子との三人家族です。
最重度知的障害のある姉がいます。
両親は他界しており、姉は現在グループホームで生活しています。
きょうだい児の思いや、日常のあれこれを書いてみたいなと思ってブログを始めました
よろしくお願いいたします
姉の入院の悩みはまだ続いています。
何をするにも姉のことが頭から離れなくて…。これが続くと私は鬱状態になっていってしまいます。肋間神経痛もひどくなってしまって辛いです。
姉のことで悩んだりストレスが溜まったりすると、いつもそうなってしまいます。私は情けないほど精神的に弱いのです。
こうなると本格的に家族にも影響が出てきてしまいます。やはり母親が暗い顔でどよーんとしていたら、家族に良いわけがないですから。
でも、姉が入院するたび落ち込んでしまうこの性格…この年になるとなかなか変えられません。
ここで、考え方を変えてみようと思いました。
私の今の悩みは姉のこと。でもそれは、息子のことで悩むよりはずっといいんだと思うことにしました。
息子の去年のクラスは思い出したくもないくらい…。毎日トラブルがあって、特定の子にもいじわるされ、親子共にたくさん悩みました。ケガもさせられました。
担任の先生とも何度も話をしましたが、こちらの思いは伝わらず…。悪い先生ではないのはわかるのですが、とにかく話が伝わらない!こんなことは初めてで、すごく困ってしまいました。
なんとか一年を乗り越え、今回のクラスは息子にとって最高のクラスらしくて!仲のいい子もたくさんいて、いじわるな子のいない、穏やかなクラスだそうです。先生も優しく、何もトラブルがない毎日に私も感動。
すごくすごくありがたいことです。息子が悲しんでいる姿を見ることは自分の心をえぐられるようなものだから。今の穏やかな毎日に感謝です。
なので…息子のクラスの悩みより、姉のことで悩むほうがまだいいんだ!と思い込むことにしました。
幸い、姉の病状は落ち着いており、一年ほど前の長期入院のようにはならないだろうと病院からの説明を受けました。
こんな考えでは亡くなった母が悲しむだろうなと思います。私は姉を軽んじているわけですから。
母は姉を本当に本当に溺愛していて、入院の度に今の私以上に胸を痛め苦しんできました。
私はスピリチュアルな世界は好きでも嫌いでもないです。でもそういうのとは別に、姉を愛していた母の強い思いは、今も私の心に存在しているというか、何とかいうか…息づいているような気がするんです。こわっ!
なので姉に対してブラックな気持ちを持つ度に、母の悲しい顔が浮かんできて罪悪感に苛まれるんですよね。なんかもう…これは呪縛ではなかろうか(笑)ほんと、やめてほしい
でも、親ときょうだい児は違うと私は思います。
親と同じ気持ちをきょうだい児は持てない。そこまでは兄弟のことを愛せない。それでいいんじゃないかな。
親は悲しむでしょうけど。大半の親は結局、心の中ではきょうだい児に自分の代わりを期待しているから。(もちろん、そうではない親御さんもいらっしゃると知っています。)
私は、「いつも何かに悩んでる。自分で悩みを探して生きているよね。」と夫に呆れられたことがあります。本当にその通りで…。
小さいときからいつも不安な気持ちで生きてきたので、例え幸せなときでも、「私がこんなに幸せなんておかしい!何か良くないことが起こるんじゃないか?」と心の中で思ってしまうみたいなんです。
だからいつも、何かに悩んでる。悩んでることがデフォルトなんです。なんて人生だ…。
なので、今は息子のクラスに関する悩みがないことに感謝しつつ、姉のことを悩んでしまう気持ちを受け入れようと思います。結局、私はいつも何かに悩んでいるんだから。
姉は障害の特性上、生きている限りずっと、肺炎を起こして入院となることを繰り返していきます。この肺炎から回復できなかったときが最期のときとなるのです。これは病院からもずっと言われていることです。
その度に今のように私が病んでいたら、私の人生ってずーーっと姉のことで苦しむ人生なんですよね。
さすがにそれは、母も望んでいないと思います。私も悲しいし家族にも申し訳ない。
姉のことを忘れて身軽に生きることは私にはできない。いつも姉への心配が心にある。これは変えられない。
でも、今のように私自身の生活が脅かされるほどに悩んではいけない!
考え方を変えていかなければ…と思っています。
なかなか難しいですが…。
やるべきことをやるだけさ!
TOKIOのAMBITIOUS JAPAN!の好きな歌詞です。
姉に対しては淡々と、私のやるべきことをやっていこうと思います。
自分の心と家族を守るために!
読んでいただきありがとうございました