本を読むたびに、私は「自由」を欲してると自覚される。
普段、自由時間は死ぬほどある。
仕事は、週3午前中だけで、子供もいない。
旦那も夜遅くにしか帰ってこない。
好きなテレビを見て、好きなものを食べて、好きな時間に寝て、、、これ以上の自由が何処にあるのだと言いたいが、実際のところ、常に不自由に悩まされる。
それは結局、心が自由ではないからなのか?
体調不良による健康への意識。
体裁を考えてのお礼や挨拶。
家族や仕事、友人の在り方。
時間の使い方。
もう、全部放り出して逃げ出したい。
木漏れ日の森の中で、陽が昇れば起きて、畑仕事をして、そこにあるものだけを美味しく食べて、鳥や風の声を聞いて、森の匂いを吸い込んで、お金など役に立たない場所で、誰の事も想い煩わず、陽が落ちれば眠る。
そんな絵本のような生活がしたい。
実現させる努力も気力もないが
そんな生活がしたい。