とうとう秋田の男児殺害事件の容疑者が死体遺棄容疑で逮捕されました。

SOHOなので朝のワイドショーを思いっきり見放題の私は、事件発生直後から毎日のように取材を見ていたのですが、かなり早い段階で今回逮捕された女性を怪しいと思っていたのです。


と、いうのも、ちょっと個性的な髪型をされている元鑑識のプロの方(?)のコメントに”ピンときた”から。

彼が男児の遺体遺棄現場の検証をしたり、容疑者宅を訪れ、娘の水死に関する事件性について母親から聞いたりした後のコメントに、「この男児殺害の犯人は必ずしも男性によるものとは断定できない」って言ったのが引っかかったのです。あ、この人、もしかしたら今話を聞いてきた女児の母親のことを匂わせてんじゃないかな~って。そうしたら案の定、週刊誌なんかでもそれっぽい記事が出始めたので、ほら~なんて思っていたのでした。あまりこの事件のことを知らなかった同居人に電車で中刷り見せながら”私の”仮説を力説しちゃったもん。


さて、容疑者も逮捕され、殺害に関する供述もし始めているようです。

電車に乗っていたら前に座ったおばちゃん二人が興奮して話していたました。


「ほら、私が言ってたとおりでしょ~。ずっと前から母親が犯人だって話してたじゃない?」

「そうよね~。○○さんから、そうじゃないかって聞いてたから、犯人捕まったとき鳥肌たっちゃったわー」

「でしょー?怪しい顔していたものー。カレー事件の犯人とおんなじ系統の顔よ~」

「ほんと、○○さんの勘ってすごいわー」


あー、ワイドショーを見ていたものすごい数のおばちゃんたちがきっと”自分の勘”はするどかったって誇らしげに思ったんだろうなぁ。もしかして私もそんなおばちゃんの一員!?ガーン


実はこの勝手に犯人予想癖は今回に始まったことじゃない。母親ゆずりなの。

母も”この人が怪しい”と被害者の家族とかコメントを寄せた近所の人とかを勝手に犯人に仕立て上げ、本当に時たま当たったりしては、「ほらね、お母さんが言ったとおり」と満足げになるのです。


とんでもない仮説を立てては、ぜんぜん的外れが多い私だけど、一歩間違えるとこれって悪趣味だよね。

勝手に犯人扱いの人たちにも失礼だし、なにより残忍な事件をちょっと歪んだ好奇心で見るってのは良くない。

犯人予想は二時間ドラマと推理小説だけにしておこうって誓いました。


昨日のヒッキー度:閉じこもり2日目、150%