私が尊敬する女性クリエイターの一人、「野田凪」さんの作品点が銀座で開催されます。アートや広告関係に興味がない方も、きっと一彼女の作品をみたことはあるのではないでしょうか。
「野田凪」さんは2008年に34歳の若さで逝去。日本よりも海外メディアでその訃報は取り上げられていたみたいです。10月18日から東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で彼女の作品が復活します。
女性クリエイター「野田凪」
クリエイターの両親をもつ彼女は小さい頃から芸術的な英才教育を受けていたようです。こうやって天才クリエイターは作られて行ったんですね。
「野田凪」さんインタビュー
「すごく不思議な教育を受けていたんですよ。家はとにかく自由で、両親はとにかく不思議な変わったことをたくさんしてくれて、UFO探したり、オリジナルの遊びを考えたり。色を想像する訓練のために、モノクロのテレビしか見せてもらえなかったり。
私が1歳になった時、映画とか舞台とか能とか100本見せたりして、100本見終わったお祝いに1歳の私にトロフィーをくれたりしたらしんですけど、全然憶えてない（笑）。お誕生日会には、家の中に船のデッキのようなセットを作って船上パーティを開いてパイ投げしたり。
とにかく変わってて、この間も小さい頃から持ってるウサギのぬいぐるみが見当たらないからどうしたんだろうって思ってたら、お父さんから手紙が送られてきて、ウサギがスキャナーに押しつぶされて写った写真が入ってて、いつどこどこに取りに来いって脅迫状が……。誘拐されてたんです（笑）」。
「野田凪」作品の一部をご紹介
野田凪展では、野田が考案したキャラクター「ハンパンダ」や、LAFORET、NIKE、ANA、サントリーといった企業の広告ポスターおよびCM、YUKIや宇多田ヒカルのCDジャケットやPVなど、かわいらしさと毒を併せ持つ野田の代表的な作品が展示されるそうです。
『野田凪展』
野田凪展
会期｜2011年10月18日（火）～11月18日（金）
開館時間｜11:00～19:00
休館｜日曜、祝日
入場無料
会場｜クリエイションギャラリーG8
東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
Tel. 03-6835-2260
http://rcc.recruit.co.jp/