孫将人、過去コラム 2012年4月29日発表
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☆孫将人(そんまさと)コラム
前回のおさらい&コラム
「修行をはじめたヘビのお話」
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前回はご両親との関わりについてのご相談に
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○ 相手との関係を改善する前に
自分が経済的にも精神的にも自立することが先
○ 過去世の反省より、今の現世での行為を反省する
○ 自分が余裕を失わない範囲でサポートしてみる
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↑とお伝えしました。
自立とは、たとえケンカ別れしなくても
そのような事態になったときでも
自分らしくいられるように準備・覚悟しておくことです。
このように書くと、冷たいように聞こえる
かもしれませんが実際は逆に作用します。
どういうことかというと
相手に頼らなくても生きていけるという
裏づけと自信があればこそ、遠慮することなく
相手のために素直に改善点を伝えることができるからです。
(↓前回の質問)
> 親戚の人に、親に意地悪されるのは前世でも親子で
> 今世は逆転の立場なのだから反省しないといけないと
> 言われたのですがそういう事なのでしょうか?
なぜ、この親戚の人はご両親に
「子どもに意地悪ばかりしていたら、来世大変だよ」といわずに
あなたにそのようなことを言ったのでしょうか?
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それは、あなたのほうが言いやすい
(攻撃しやすい)からかもしれませんね。
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このメルマガではスピリチュアル(精神・霊的な)
向上のヒントだけでなく、処世術(世渡り術)もお伝えしています。
なぜなら、せっかく手にした愛や優しさも、周りの影響で
スグに台無しになってしまうことが多々あるからです。
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芸術品でも繊細なものほど、厳重なる管理
丁寧で細やかな手入れが必要です。
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中には、湿度や温度、ホコリが入らないようにして
扱うには、白い手袋をして。。。という装飾品もあります。
私たちの慈愛・魂の輝きは
それ(そのような装飾品)以上の価値があります。
そうではありませんか?
あなたはとっても優しい愛の人だと思います。
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だからこそ、その高潔さを保つためにも
私たちは自身を守る必要があります。
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ですので、処世術(世渡り術)も大切なんですね。
さて、今回のお悩みをみてみましょう。
上記の内容と関連があるんですよ。
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Q.教えて下さいm(_ _)m
去年ぐらいから野菜中心でお肉・お魚を控えているのですが
気持ちが安定して穏やかになったのは実感しています♪
ただ、普段ランニングをするのですが
体力が落ちてしまい普段の生活でも目眩がすることもあります。。。
何事も程々で、私の様に普段多少運動をしている者にとっては
動物性たんぱく質を全く取らない!っというのは、やり過ぎなのでしょうか??
それと私は気持が安定して、穏やかになって良いこともあるのですが
それに漬けこまれ、「損してる。。。」っと思う事が
公私ともにあって、腑に落ちない別の悩みが起きてきています。
このような場合の対策はどうしたら良いでしょうか??
またこのように感じる私がまだまだ視野が狭くて未熟なのでしょうか??
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ご質問ありがとうございます。
> 気持ちが安定して穏やかになったのは実感しています♪
そうなんです。菜食は感情が安定して感覚が研ぎ澄まされますね。
> 動物性たんぱく質を全く取らない!っというのは、やり過ぎなのでしょうか??
はい、マクロビやベジタリアンを実践しているスポーツ選手も多いので
(カール=ルイスさんも菜食玄米を食べていたそうですよ)
ぜひ、同じライフスタイルの仲間を探してみてください。
先人に学ぶ、ということですね。
菜食というと、「動物性のものを避ける」という意識になりがちですが
この「避ける」という意識ではなく
「植物性のものを選び取る」という意識にしてみてください。
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避けるという意識は、消極的(ネガティブ)なものなので
身体もネガティブに反応してしまいがちです。
ちなみに、日本人が動物性をたくさん
取るようになったのはここ30年程度です。
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つまり、日本人はほとんど菜食だったのです。
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30年前の日本人は元気がなかったでしょうか?
きっと現代の私たちのほうが
覇気をなくして病気がちではないでしょうか。
今は飽食の時代です。
その中にあって、ご自身の意思で
「愛と平和のライフスタイルを選び取る」
という意識ですね。
また
「一生、菜食なのか?」
という想いは、重たくなります。
それより
「今日も愛の食事♪(o'ー'o)b」
と毎回の食事で選び取るイメージをすると
毎回の食事が楽しくなります。
ただ、このメルマガは菜食を専門にお伝えするものではないので
マクロビや菜食に関しては
ぜひ専門のグループの門戸を叩いてみてくださいね。
> それと私は気持が安定して、穏やかになって良いこともあるのですが
> それに漬けこまれ、「損してる。。。」っと思う事が
> 公私ともにあって、腑に落ちない別の悩みが起きてきています。
「修行者と蛇(ヘビ)」
というお話があります。
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洞窟で修行をしている高僧のもとに
毒ヘビがやってきて、修行僧を噛もうとしたところ
その愛の雰囲気に圧倒されてヘビは
その修行僧を噛むことができませんでした。
こんなことは初めてのヘビはとても感動して
その修行僧に一緒に修行してよいか
とたずねたところ、OKをもらいました。
修行を初めて1ヶ月がたったころ
修行僧は所用で1週間その洞窟を離れることになりました。
その間、しっかりと修行を続け、人に暴力を振るわない(噛まない)ことを
約束したヘビは一人になっても、まじめに座禅?をして修行に励んでいました。
そこに、いたずら好きの子どもたちがやってきました。
毒ヘビを見て、子どもたちはビックリしましたが
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ヘビは修行の成果で、本能をコントロールすることができ
愛のヘビになっていたため、噛む気が起きませんでした。
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一向に噛もうと立ち向かってこないヘビに
安心した子どもたちは今までヘビに追いかけられたり
噛まれたりしていたので、棒で叩いてヘビをいじめました。
噛まないという高僧との約束を守るため
ヘビは無抵抗のまま、ぐったりとしてしまいました。
そして、1週間がたって高僧が戻ってきたとき
息も絶え絶えのヘビを見て、驚きました。
そして、このようにヘビを諭したのです。
「たしかに、暴力を振ってはいけない、と言ったが
修行の邪魔をする子どもたちをそのままにしては修行できなくなってしまう。
牙を見せて噛もうと飛びつくように、威嚇すればよいのだよ。
たとえ、あなたに暴力の意思がなくなったとしても
自身の高潔さと修行を続けるためにも
その噛むフリをするのは必要なことだったのだ」、と。
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古来より霊的な修行者もあなたと同じような悩みを抱えていたわけです。
内なる愛が高まると、相手に対してきつく対処できないため
ついつい相手の言いなりになってしまいがちですが
私たちはこの社会で生きている以上、自分たちを守る必要があります。
そんなときこそ、思っていなくても
「威嚇」するかのように振るまってみてください。
噛み付かなくてもOKなんです。
ただ牙を見せるだけです。
上記のおさらいの部分でも少し触れましたが
高潔さを保つためにも私たちは自身を守る必要があります。
このような処世術(世渡り術)も大切なんですね。
ぜひ、この物語からヒントをつかんでみてくださいね。
☆─今回のポイント─☆
○ 動物性のものを避けるのではなく
植物性のものを選び取るイメージ
○ 30年前の日本人はほとんど菜食だった
○ 毎回の食事で愛と平和のライフスタイルを選び取る
○ 高潔さを保つためにも、処世術(世渡り術)も大切
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もう一度、お伝えします。
芸術品でも繊細なものほど、厳重なる管理
丁寧で細やかな手入れが必要です。
中には、湿度や温度、ホコリが入らないようにして
扱うには、白い手袋をして。。。という装飾品もあります。
私たちの慈愛・魂の輝きは
それ(そのような装飾品)以上の価値があります。
ですので、処世術(世渡り術)も大切なんですね。