装具対応の靴について調べれば調べるほど、現実を知りました。

 

選択肢が、本当に少ない。

 

サイズ。カラー。デザイン。

 

“履ける”を優先すると、どうしても選択肢が限られてしまう世界でした。

 

もちろん、装具対応の靴を作ってくれているメーカーさんがあること自体、本当にありがたいことです。

 

実際、これまで何度も助けられてきました。

 

でもその一方で、娘くらいの年頃になると、少しずつ“好み”も出てきます。

 

「これがいい」

 

「この色が好き」

 

周りの友達が普通にしていることが、装具を使う子ども達には、簡単じゃない。

 

たまに普通のスニーカーやブーツを履いた時、娘は本当に嬉しそうでした。

 

その姿を見るたびに思いました。

 

“履ける”だけじゃなく、“好き”も選べたらいいのにって。

 

同じように、靴選びを諦めている子ども達や、悩んでいる親御さんもいることを知りました。

 

その頃から少しずつ、「自分で作れへんかな」と思うようになっていきました。