高校生が数学の点数を上げるには

数学が得意な人と苦手な人

数学が苦手な人は多いです。逆に、得意な人も多いのです。数学に限らず、各教科の苦手意識や得意意識は、どうして生まれるか知っていますか?
 
答えは、「今まで取った得点が高いものが得意である」です。
 
逆に、得点が低いものは苦手になります。
数学が苦手と感じる人は、これまでの数学の得点が低かったのでしょう。苦手だから得点が低いのではありません。得点が低いから苦手と感じるのです。
 
多くの学習塾では、問題演習を行います。例題を解説し、類題を演習するのです。
 
一般的な方法で、勉強量を増やせば成績をあげるのは可能です。誰もがそう考えて勉強時間を増やします。
 
ただ、学習塾に行っているのに成績が伸びない人がいます。それはなぜでしょうか?
 

なぜ学習塾に行くのに成績が伸びない人がいるの?

学習塾は、勉強をする場所です。たくさんの人が成績を上げるために学習塾へ足を運びます。
 
残念なことに、近年の学習塾の流行は個別指導です。個別指導塾の特徴は、講師が大学生であることです。
 
大学生講師は、勉強をするプロです。教えるプロではありません。
大学に合格できているので、ある程度の学力を持ち合わせています。問題に対して、正解を導くだけの能力を持っています。
 
ですが、他人を伸ばす能力は、自分の成績を伸ばすのとは別物です。
 
もしかすると、心理学者やメンタリストの方が塾講師には向いているかもしれません。
 
以下で、例題を使って数学の点数の上げ方を解説します。
 

ベクトルの教え方・教わり方

今回、ベクトルの考え方をお伝えしますが、インターネットの環境であるため、他のサイトから問題をお借りします。以下にリンクを貼っておきますので、勉強される方は他の問題にもチャレンジしてください。
 
今回使用するのは、こちらのページです。→平面上のベクトル
 
さて、ベクトルを考える方法ですが、まず一般的な大学生講師はどう教えるでしょうか。
 
「ベクトルとは矢印の世界で、公式を覚えて図を見て理解する」などと教えるのでしょうか。もしくは、問題を数多く解説し、パターンを理解する必要があると教えるかもしれません。
 
平面上のベクトルプリントPDFの問題2をご覧ください。ベクトルaとベクトルbの加法や減法が書かれています。表記できないので、ベクトル記号は省きますが、
 
a+bやa-bと書かれたものです。
 
単純にお伝えすれば、問題を反復すればできるようになります。確かにできるようにはなるのです。
 
ですが、問題を理解しても、
 
日常や社会人になっても使えないでしょう?
ベクトルの問題だけでなく、数学の問題に取り組むには、3つの重要な側面を知らなければならないのです。
 
あなたは、その問題を何に置き換えることができますか?
 
実は、中学生から高校生までの数学は、以下の3点でまとめられます。
 
  • 無くす、無視する
  • 共通点を把握する
  • 置き換える
少々堅苦しい表現にしましたが、覚えにくければ高校生流に以下はどうでしょうか。
  • 見て見ぬふり(既読スルー)
  • 一緒のところ(一緒にトイレ行こっ)
  • ダイエットは明日から(ご飯は食べずにお菓子を食べる)
砕きすぎたかもしれません(笑)
 
ですが、数学の点数を上げるには、これらの3点を理解するのです。
 
特に、3番目の置き換えです。
平面ベクトルは、A地点からB地点へ行く道筋を矢印で示しただけです。空間ベクトルでも同じです。
 
山田君の家から花子さんの家へ行くには、どんな矢印が書けますか?という問題と同じです。
 
a+bは、aの矢印を進んだ後でbの矢印に進むとどこへ行きますか?という質問と同じです。
 
a-bは、aの矢印に進んだ後で、bの矢印と反対方向にbの長さだけ進んだらどこ?という質問です。
 
 
単位ベクトルは、矢印の長さを1にするにはどうすればいい?という質問です。
 
実は、数学の問題のすべては、自分の頭の中で簡単に置き換えが効くのです。
 

問題は忘れてもいい。考え方は忘れるな

数学の勉強をどれだけしても、20年後にベクトルや微分積分を覚えている人などいません。
 
学校の先生か、塾の講師くらいのものです。
 
ですので、大学入試のために問題を覚えるのは必要でも、その後忘れてくれて大丈夫です。
 
忘れてはいけないのは、上記に示した考え方です。特に、置き換えに関しては日常で使用してください。
 
相手の発言を自分流に置き換えて理解するのです。社会人になると、上司や同僚から仕事を依頼されるようになります。
 
どんな仕事内容でも、難しく困難なものでしょう。あなたはその仕事を、断らないようにしなければいけません。
 
給料を上げるには、優秀な人材になる必要があるのです。優秀な人材は、勉強ができる人ではありません。
 
瞬時に上司の依頼を自分の頭で置き換え、正しい結論に導ける人です。それが結果として会社の業績で現れます。
あなたの頭の中で置き換えるので、表現は自由です。ネットには書けないマイナス用語を連発しても良いでしょう。
 
とにかく、あなたの頭で考えるのは、置き換えることです。全ての内容を置き換えて、自分流に理解するために、考える行動をしなければいけないのです。
 
数学で学べるのは、そういった置き換え能力なのです。
 
今日は長くなりましたが、ここまでです。
 
次回、4月20日23時ごろ更新予定
【ネット塾】高校生国語の現代文の考え方