東南角地と南西角地 意外な差が!
東南角地 VS 南西角地 どっちが住みやすい?
昔から東南角地は非常に価値があると言われていますが、本当にそうなのか?
なんで南西角地じゃないのか?不思議ですよね!
不動産の価値が決まる要素の一つである道路付けですが、東南角地は南西角地よりも5%程高いと言われています。
また、不動産業者でさえ「東南角地でこの値段でお値打ちですよ」と売り文句を言うくらいですから、不動産の価値という意味では東南角地が1番なのでしょう。
ちなみ道路付けによる価格格差は
西道路を100%とすると東道路は105%、北道路は85%、南道路は115%、
南西角地は120%、そして東南角地は125%といわれています。
東南角地や南西角地は土地を購入する際「角地だから」と選ぶ方は多いです。
実際に角地を購入する際のメリットとデメリットは何なのか?
角地のメリット
開放感がある
陽当たりが良い
資産価値が高い
防犯対策効果がある
特定角地は建ぺい率の緩和がある
間取りの設計がしやすい
角地のデメリット
居室のプライバシーに課題がある
車の乗入れ事故の可能性が高い
外構費用がかかる
購入価格が一方道路より高い
角地のメリットとして、その開放感で2方向が道路になるため日当たりが良く
隣地からの圧迫感も少ない。
また、間取りの自由度が高いこと、家を建てる時に居室を南向きに配置しやすく
玄関や駐車スペースの位置も自由度が高まります。
さらに自治体の条件を満たせば、建ぺい率が10%割増しされます。
また、 防犯上で有利な面が角地は不審者は人目を避けるため、人目につく角地への侵入は避けるようです。
角地は、1方向だけが道路に面した一般的な敷地に比べ人気があるため、将来これを売ろうとする時には売れやすい。
結果、流通性が高いことは資産価値が高いことになります。
角地のデメリットとしては価格の問題です。
敷地の条件によって異なりますが他の敷地よりも角地のほうが15%~20%ほど高いことは多いでしょう。
また、固定資産税や都市計画税も割高となります。
通行人から家の中が見られやすくプライバシー確保のために目隠しフェンスや植栽などが多めに必要となる場合もあります。
また、一定の角地では「すみ切り」をしなければならず、敷地の一部が使えないことになります。
2方向が広めの道路に面した角地は、通過する車の通行量が多くなり騒音や振動が気になることもあります。逆に狭めの道路の角地は敷地へ乗り上げたり塀にぶつかったりすることあります。
メリットも大きい角地ですが、購入する場合はデメリットを軽減するような対策がされているかを確認する必要があります。
東南角地と南西角地はどっちがいいか?
東南角地と南西角地のどちらかを選ぶ場合には生活サイクルを考えましょう。
起床時間は何時なのか?
朝食の時間は何時なのか?
子供は何歳なのか?
共働きなのか?
出勤時間は何時なのか?
洗濯物を干す時間は何時なのか?
帰宅時間は何時なのか?
1日の生活サイクルを考えるとどちらの角地が自分にあっているかがわかります。
ケース1
朝5時に起床し、畑に行き、7時頃に洗濯物をほし、朝食をとり・・・・・の様な生活ならば朝日が充実した東南角地があてはまります。東南角地に日が当たりっている時間はだいたい14時ぐらいまでです。
ケース2
朝6時に起床し、7時にご主人を送り出し、7時30分頃子供達を学校送り出し、8時30分頃洗濯物を干し、パートへ出勤する、15時頃子供が帰宅(照明不要)・・・・・・の様な生活ならばお昼前から午後16時まで日差しが充実した南西角地があてはまります。
どちらの角地がいいかは家族の生活サイクルをよく考え決めるのが一番でしょう。近年の生活時間帯は昔に比べ朝方生活よりも夜型生活になっているのが現実です。
みなさんはどちらの角地を選択しますか?
私は南西角地を選びます。