夏休みに入ったら、すぐにオープンキャンパスだ。

 

 月・火とキャンパスは制服の展示会のようだ。


 月曜日の朝、制服の子らは


 「おはようございます。」


っと、 すれ違っていく。


 「おはよう。」


 普段から、挨拶しなれているので、軽やかに答えていく。

すがすがしい気持ちになる。



オカヤマのフィールドノート-オープンキャンパス01

 

 キャンパスマップを頼りに、会場へと足早に歩く高校生を見ると、芝が茶色く枯れた頃に、ここで試験を受けるんだな~って、ちょっと先のことを思ってしまう。

 


オカヤマのフィールドノート-オープンキャンパス02

 

 火曜日には、自作の自動車の試乗会がある。


 もちろん、エンジン、吸気管系、気化器、排気管系などが自作だ。ズングリとした消音器(マフラー)の溶接跡が手作業を物語っている。

 走らせるときは、パイロンとタイヤで囲った広場を作り、何人ものスタッフで警備してのこととなる。キャンパス内に轟音が走り、マフラーがないとどんな音量になるのかと心配な走行が、時々、行われる。


 モノつくりたちは、そうして、成長し、技術は進歩していくのだろう。


 高校生たちの目は、輝いていた。

 

 

 入学定員という数字が強くあるため、皆さん、どうぞどうぞ、受験してくださいというような無責任なことはいえない。でも、オープンキャンパスで見たり、知ったりしたことが、琴線に触れたのなら、是非、2学期を有意義に過ごして、来年の1月、2月の関門を突破してください。


 オープンキャンパスや入試説明会は、この後も何回かあります。是非、ご参加ください。