5月初旬、100匹以上が一斉に孵化し、限られた量しかないウマノスズクサを競争して食べていた。2令虫あたりまでは、スズメにやられているようで、半分くらいが消えた。

 3令虫あたりから、摂取量が多くなり、こいつらはだいじょうぶなのか?種内競争はどうなんだ~?って思っていたら、ウマノスズクサを探しに、放浪の旅に出る個体が出たりして、18匹になっちゃった。


 でも、葉は食べつくされ、茎もあとわずか・・・ってところまで来ていた。


 どうなるかって思って、見ていたら・・・。

 

 


オカヤマのフィールドノート-幼虫の憤死

 

 

 ある日から、突然、4令虫たちが、変死を遂げだした。ウマノスズクサが絡まるアメリカハナミズキやナンテンの枝にぶら下がり、憤死!ウマノスズクサの葉の裏で、脱水死!前蛹直前の悶死!

 18匹が総て、死んだ。


 なんだろう? 寄生バチか寄生バエ?細菌の感染?


 食べられた葉の付け根あたりから、若いウマノスズクサの茎が育ちだしている。


 あとから生まれた2令虫が数匹、もしゃもしゃと、その新芽を食べている。