講師として関わるようになって、今年で、8回目になる地元幼稚園の園外保育。母親以外の家の方を同伴しての秋の遠足です。幼稚園から県の森林公園まで、片道3.1kmの徒歩遠足です。年長(5-6歳)組の遠足なので、こんな距離だろうと思っていたら、年中(4-5歳)組は、片道2.3kmの250mの山登りがある。年中組はがんばって歩くことが目的で、年長組は自然に親しむことが目的だそうだ。
前日まで降雨確率60%と予想されていたが、朝には10%になっていた。この幼稚園の行事で雨にあったことは記憶にないくらい少ない。園長さんは、肝いりの「晴れ女」だと思う。
さて、昨年の台風で、森林公園は様相が変り、一部のプログラムがうまくできなくなっているが、他にもいろいろとプログラムがあるので、そんなに困ることはない。
画像は、講師の樹木医さんが、ドングリの説明をしているところです。すぐにでも食べられるドングリと、アクやシブをとらないと食べられないドングリがあることを説明している。この森林公園には、マテバシイがあり、こいつはフライパンで炒っただけで、おいしく食べられるので、おやつになるよと、説明しているところです。食べられるかどうかという説明には、本能が興味を持つようで、一番集中するところです。
ほかに、昨年の年長組が掛けた巣箱をはずして、小鳥が使ってくれたかどうかを調べました。残念ながら、スズメバチの巣があったため、小鳥の営巣はありませんでした。今年の年長組の作った巣箱を3つ新たに掛けました。
お昼をとって、トトロの絵が描いてあるドングリ(アベマキやクヌギの実)を探し、トトロといっしょに帰路に着きました。
公園を管理している方に伺うと、台風で壊滅した杉林の後に植樹を行うそうです。おそらく、広葉樹だろうということでしたが、はてさて、岡山森林管理署の意向は、今の時勢にあっているかどうか少し心配です。
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