旧約聖書 「創世記」第一章一節

「はじめに神は天と地とを創造された。」

メリークリスマスです。
大元を辿ればこの時季にふさわしい聖句とも言えます。
色々なささくれた思いにリセットをかけるのも、
このクリスマスであると思います。

十字架の血汐の結果として人々の罪を肩代わりしてくれた、
そのキリストの生まれた日だからです。
だからクリスチャンはその聖なる犠牲の源泉であるこの日をお祝いするのです。

「天を作り、地を従わせた」
と述べていないことに着目できます。

神は差別をなさらない方です。

区別はあるにしても、
その向かうところが、神や神からの伝令、キリストに適うものなら、
その道は堅く、確かなものだとクリスチャンは信じています。

住宅改修も同じです。
ある職種や立場が上で、その他は下僕だと感じた瞬間に、
住宅改修がもたらす本来の意味と、
結果に少なからず影響を与えてゆくのです。

「チーム」っていい言葉です。
日本には「唐傘連判状」という署名の仕方があります。
名前を傘状に書くことにより、首領の存在を知らしめることなく、
なお「力を合わせて」という意識付けに寄与した部分も有るそうです。

その中で生まれる天と地と言う分業なのです。
分業は相互信頼を必要とします。
支配・被支配じゃないのです。

私たち福祉住環境ファンは、
少なくともこのチーム感覚を大切にしてゆきたいですね。

聖なる夜に敬意を表して。

つきかげより。