現実をそのまま受け止めているだけでは見えてこないものがあります。
どんなに汚く見えても、非道なやり方だとしても、
成功しているものにはそれまでの過程に並々ならない努力が隠されているのだと思います。
休みがない、
寝る時間がない、
上司からは怒鳴られる。
だから何だというのでしょう。
トップに立つ人間はそのトップに立つまで、
休みなどなく、寝る時間を惜しんで、毎日ぶちのめされながら走ってきたのです。
そんな人の下で働けるなんてなんと幸せなことでしょう。
夜中の2時に仕事の電話がかかってきてもいいじゃない。
まだまだ限界なんてきていない。
トップの人間は今にも引きずりおろされそうなプレッシャーに耐えているのです。
それに比べたら下の人間が抱えている問題など甘いものなのだと思います。
行き詰ったら自分の上を見てみるのです。
私はまだまだ進める。
どんなに辛かろうと、自分の上の人間は自分よりはるかに苦労を積み重ねている。
成功は泥濘を這いつくばって見えてくる。
いい靴を履いて大理石をコツコツ歩く日を夢見て。