CHANELとDiorが異なるエレガントだということはなんとなくおわかりいただけたでしょうか。



これを知っていると知っていないとじゃ

これから2つのブランドに対する見方が変わってくるはず。





だからてめーらよく考えろ。

特に「ブランドブランドうるさい女は嫌いだ」って言う男、「CHANELなんて高いだけ」って言う女。

CHANELやDiorを持っていることを見た目だけで「ただのブランド好き」だって評価するんでしょう?

でもそういう考えこそが見た目判断のつまらない価値観だということ。


そもそもCHANELの話を出せば、

シャネルはシンプルで機能性を重視した。

そして、一部の者だけが所有できた富の誇示であったジュエリーを、ステイタスからスタイルへとイミテーションジュエリーを提案した。

シンプルで動きやすい洋服、ジュエリーはイミテーションでも

着る人がどう着るかでエレガントにもチープにもなる。

今の私たちだって色んな価格帯の中から自分の買える範囲で、

「これとこれは合うかな?」「このトップスにはこのネックレスにしよう」

って試行錯誤してコーディネートするでしょう?

この考え方はシャネルの時代から受け継がれてきているものだってこと。


自分とは関係ないって思いがちなハイブランドでも、

ちゃんと自分とリンクしている部分が少なからずあるのです。


CHANELもDiorも激動の時代の中でそれぞれのスタイルを示しました。

それは2012年になっても現代に受け継がれてきています。


これってスゴイことだと思いませんか?

ただ高いだけの服だったらここまで周知されるブランドとして残っていませんよ。

ちゃんとメッセージがあって、人々がそれを支持して今につながっているのだと思います。


ブランドの商品を持つことは、偉大なる故人のメッセージを受け継ぐことでもあると私は考えます。

CHANELを身につけるときはカッコイイ、アクティブな女性を意識して気持ちが引き締まるし、

Diorを身につけるときはフェミニンで華やかな気持ちに振る舞える。



「ブランド」ってだけで毛嫌いするのはもったいない。

ちょっと経歴を知るだけでも見方が変わって、

それを手にしたとき、

きっと心が豊かになれるはず。