寒い!とにかく寒い!!


いや、痛い!風が痛すぎる!!


真夜中の2時。外が吹雪で雪まみれどころか、吹き止まない風の存在すら知らずに、犬に小をさせる為に裏庭のドアを寝ぼけながら開けた私は、


Tシャツにパンツという男丸出しの寝巻き姿でいた事を、この上なく後悔しました。


この目でしっかりと見えた、部屋の暖かさが蒸気のようになって外へ出ていく瞬間。


関東生まれの私には、移住して十年経ってもこの季節は辛い。なんといってもでっかい川が全部凍ってしまうほどの寒さですからね。


だとしてもこの日はいつにもまして寒かった。


だからこう思い始めたんです。外が寒すぎるんじゃなくて、自分が歳を取ってしまったのではないかと。


30代もいよいよ後半がスタートした私、そろそろ噂に聞く著しい"老化現象"も始まってしまったのではないかと思い、私は携帯で今何度なのかを調べました。


そして、なんとなんと、この時の気温は-28℃でございました。


うん、うん、うん・・・・・


いや、老化関係ない!!!ただ単純に寒いだけやん!!!


と、1人で軽くキレたあと、もう一度床に着いたわけです。


しかし、この時私はある事を忘れており、いつもの感じで翌日を迎えてしまった事に、さらに後悔をするわけです。


それが除雪作業。雪かきでございます。


私が住んでいる所では、条例的にすぐに家の周りの決められた部分を雪かきしないと罰せられる可能性があります。


なのでどんなに寒かろうが、風が痛かろうが、風邪を引いていようが、高熱が出ていようが、動きにくい防寒具に身を包んで、雪かきをしなくていけません。


翌日の朝、お嫁ちゃんから"おはよう"ではなく"起きろ、雪かきの時間だ"と言われ、すでに防寒具に身を包み終わった嫁と子供の姿を見た時は、


ポ○モンのタ○シのように、"お前ら人間じゃねえ!"と叫びたくなったもんです。


そして何より後悔する事。もう毎年後悔するんですけど、雪かき機を購入し忘れる事ですよ。


もうね、でっかいスコップみたいなの一本で雪かきするの、ダルいです。非常に。しかも雪って固まるじゃないですか?そういうのをコンコン、コンコンスコップでつついて砕くのもさらにダルい。


なので、今年は買おうと思います。雪かき機。300ドルくらいかかりますけど、でも中西部に住んでいるうちは一生ものですからね。雪が降らない所に引っ越す予定も無いですし。


なのでみなさんも、中西部のいずれかの州に移住される場合は、ぜひ雪かき機の購入をご検討下さい。


それでは。