まあ、一文字しか変わってないタイトルの記事👇があってややこしいですが💦今回紹介するのは "5" 月号です🎏
今号のお目当てもやはり大谷由香さんの仏典とジェンダーの記事ですね。
前回は仏典における女性差別の問題でしたが、今回はさらに進んでLGBT。性的マイノリティへの差別問題ですね。
男性優位社会で書かれた原始仏典には性差別的な表現が少なからず見られます。
まして最近まで可視化されづらかったLGBTはなおさら😢
原始仏典では同性愛はもちろん、当人のせいではない性的不能さえ僧団追放の大罪でした😳
僧団内は性行為が禁じられているにも関わらず、性的な能力がないと罪に問われるのです。要するに「健康」な「男性」でなければ出家は全部ダメ。
当時の男性優位社会の反映とはいえちょっと理解し難くすらありますね😵💫
原始仏典の世界から、東アジアへと教線は広がり、時代も変わるにつれ、仏典の内容や解釈も少しずつ開かれたものになって行ったと。
そこには僧団周辺にいた性的マイノリティの存在も関わっていただろうとも。
僧団がいかに性的マイノリティの存在を排除しようとも、仏陀本来の教えは決して差別的なものではないはずと信じたマイノリティ信者の存在が、やがて僧団の考え方も変えていったのだろうということです🥲
仏教教団は僧侶だけでなく、信者の力によっても支えられているのだということを、改めて教えてもらいました🥹
少しずつ変わる仏教教団の姿。僧堂でも最近は警策(きょうさく=坐禅のときに叩く板棒)も廃止される方向にあると。
警策は昔からあると信じている僧侶も多いようですが、実際は江戸中期くらいに明朝禅(時代は既に清朝)の影響で始まったというのが定説。
個人的にもない方がいいと思っていたので良い方向だと思います🙂
針供養で豆腐やこんにゃくに刺すのも廃止の方向だとか。これは食品ロスとの関係でしょうか。法要が終わった後に食べているケースもあるでしょうね。
狭い業界。リアルな知り合いの名前が突然出てくるのも面白かったりします👆
山形県でイラストレーターをしながら僧侶をしている知り合いの記事が載ってました。もし山形県に行くことがあったらお寺を訪ねてみてください。
みないろいろ工夫して寺院を運営しているわけですなぁ😆
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