新恐竜 なら2020年公開のドラえもん映画ですが👇、いま紹介するのは、ナショナルジオグラフィック別冊「新説・恐竜 塗り替えられたその姿と生態」日経BPムックより、です。



もっとも👆のドラえもん映画、曖昧な記述が多く恐竜ファンのウケはいまいちだったようですが😅



「ちいかわ」のしおりは図書館のタグ隠しだからあまり気にしないでください。別に🦖を討伐したりしませんからご安心ください💦


恐竜の記事に定評のあるナショナルジオグラフィック👇


重複してる情報もなくはないですが、まとまって別冊で見るとまた違った感想がありますね。

恐竜の情報がアップデートされたのは何といっても観察技術の進歩が大きいです。
フットボール場ほどの大きさがあるCTスキャンが人間の赤血球を100等分できるほどの精密さで化石を撮影。
それを3Dプリンタで立体化し、ロボット技術の応用で本物の生物さながらで実際に動かしてみる。
そこで分かる恐竜の生態は実にドラマチックなものでした😳


色鮮やかな "羽毛" に包まれ、カラフルな卵を産む。ニワトリのようなトサカを持ち、陸に海に川に、あるいは空を自由に闊歩します🦕

それが化石の教える最新の情報。


一方でその化石を掘り起こす現場は昔ながらの人間くさいもの。

アマチュアも交えた職人たちは歌いながらハンマーを振り下ろし、化石かどうかを舐めて判断します。恐竜の化石は舐めたとき舌に張り付く感じがあるのだとか。



恐竜の王といわれるティラノサウルス🦖。実際に強かったことは間違いないものの、最強というイメージは北米大陸で主に生息していたためについた、という指摘はなかなか面白かったです。

強いアメリカのイメージが恐竜にも投影されたということですね。


恐竜を研究するのはロマンもありますが、気候変動や隕石衝突などの天変地異が生態系にどう影響するかを調べるためのものでもあります。

隕石で絶滅というと、ひ弱な進化の脱落者みたいなイメージがありますが、このときの隕石衝突は地球上の生物が絶滅しなかったのがむしろ不思議なほどだったと聞くと、またイメージが変わってきます。


恐竜は絶滅したのではなく鳥類に進化しただけという言い回しにもなるほど説得力がある気がしてきましたね😆









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