パソコンだから「反芻」と書けるが、ペンだと反芻の「芻」という漢字を思い出せず書けない。恥ずかしくて情けないことだが読めても書けない漢字が増えてきている。

 

牛さんは一度飲み込んだ食べ物を再び口に戻し、また噛んで飲み込むでしょう、これが反芻、だから牛さんは反芻動物と言うんだよ…こんなふうに子どもの頃に習った気がする。

 

話は変り自民党の裏金事件。先の国会で自・公の数の力で成立した政治資金規正改正案は企業・団体献金禁止に一切手を付けていない。これを腹立たしく思うので反芻したい。

 

政治資金集めパーティ券購入者の公開基準額を20万円超から5万円超に下げたのは公明が自民に迫ったから、みたいないいっ子ぶりを演じていたが、所詮は自民と同じ穴のムジナ。

 

こんなのごまかし。パーティ回数を増やしたり、または架空パーティの回数を増やすとか、あるいはパーティ券購入者の名義人を増やせば元通りの資金集めができてしまう。

 

次は政策活動費。領収書を公開することになったと維新が手柄顔でいうが、公開は10年先と聞いて呆れる。しかも公開しても黒塗りで公開されることを否定しない。

 

なお維新は衆議院で賛成に回ったが、参議院では反対にまわった。時々与党・時々野党、維新の本領発揮というか、信用ならん党だ。

 

政策活動費と称して、どこにどう使われたが分らない違法な裏金を、今回の改悪法案に「政策活動費」という文言を入れ込むことで事実上合法化する、とんでもない改悪である。

 

自民と公明+維新に日本の舵取りは任せられない。こいつらにいつまでも過半数の議席を許していたら、日本は裏金・金権・忖度にまみれた「日本劣島」になってしまう。

 

ではまた。