加齢とともに歯が減少していくと「加齢“減少”」を書いたばかりなのに、今度は「加齢と伴に増える歯」とは、なにか頓智みたいな話だ。

 

加齢とともに健康な歯が減っていくのが普通なのに、加齢とともに増える歯っていったいどんな歯なのだろうか?

 

 

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それはロードバイクのギアの歯(カセット式リアスプロケット)である。初めて乗ったスポーツタイプのバイクは、前に2段、後ろに8段のギア(2×8=16速)がついていた。

 

それまでママチャリにしか乗ったことがなかったから、変速段数の多少について大して気に留めなかったが、乗り始めたら、歯数の違うギアがなぜ何枚もあるのか直ぐに分かった。

 

峠を上るときは軽いギア側(大きい歯車)に変速する。きつくなったらもっと軽いギアに変速するわけだが、ついには変速出来るギアがなくなり、もう一段あったらなーと思った。

かくして私のロードバイクのギアは8速から10速、そして今は11速がついている。しかも一番大きな歯車の歯数は25T、27T、30Tになり、そして32T→34Tにまで増えた。まさに「加齢とともに増える歯」である。

 

80歳になっても自分の歯を20本以上保とうというハチ・マル・ニィ・マル(8020)に自信はないが、機材スポーツの世界では機材がある程度カバーしてくれるから助かる。

 

ではまた。

 

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