今朝は七草粥をいただく。
いつものことだが七草の名前がスラスラ出てこない。
自分で集めなくてもパック詰めで購入できるのでなおさら覚えない。つなみに我が家の七草は愛媛県西条市産のものでした。
ところで、昨日の「治癒能力」と「再生医療」という言葉から、別なふたつの“ことば”を連想してしまいました。
ひとつは「トカゲのしっぽ切り」という言葉。
広辞苑では「黒幕を温存し責任を下位の関係者にかぶせて逃れることを『トカゲのしっぽ切り』」という。もっぱら悪い意味でつかわれています。「治癒能力」と「再生医療」という観点からみると、組織も生き物に比喩されているくらいですから、組織を守るためには切られてもそれに代わるものが出てくるというのは、ごく自然なことのようにも思えてきます。
もうひとつは「時間が解決してくれる」という言葉。
こう着状態のとき、時間が解決してくれる…困難に直面した時、期待感を込めてこう言いませんでしたか? 表ではわからないが実際は“時間の垂れ流し”ではなく“時間の裏側”で解決に向けたいろいろな努力・折衝が行われているから解決すると思うわけです。同じように、アキレス腱を断裂した自分も、目には見えないが体の治癒能力で修復されようとしているのをずーっと待っている。ひたすら自然にくっつくのを待っている…「時間が解決してくれる」とダブッテくるわけです。