つづき。
午前中の授業が昼で終わり、午後3時までは自由時間。3時から午後の授業が始まる。中国の伝統文化に触れる講座が用意されている。
太極拳の体験授業…先生の動きを真似ながらやるのですが、簡単そうでうまくできませんでした。日本語の説明は一切無し。英語と中国語のチャンポン。今までたくさん見た事はあるが、自分でやるのはじめての経験。けっこう疲れる。
下の写真は教職員の家族らが毎朝大学内の公園でやっている太極拳。日常生活に溶け込んでいる。
二胡の授業(演奏)…講師の馬さんはこの大学の先生。10数年前、日本の立教大学に留学してたそうです。今でも日本に演奏旅行するそうです。先月も、日本に行ってきたばかりとのこと。
詳しい紹介がなかったのでまだ細かいことはよくわかりませんが、有名な演奏家、書道家みたいです。
この日は日本の留学生と合奏してくれました。留学生は約1年間、馬さんについて習ったそうです。
中国の民謡や伝統的な曲、誰でも知っている日本の歌などを演奏してくれました。
二胡の実物をこんな近くで見たのは初めて。楽譜も独特で♪はない。数字と記号が書かれている。
書の授業(鑑賞)…目の前で書いているのを見ましたが、見事でした。その見事ぶりを第三者に伝える文章をかけません。
書を書いているのか…絵を描いているのか…
機会あって先生の自宅を訪問することが出来ました。
先生自らの手つくりの料理をごちそうしてくれました。何種類ものおいしいお茶も入れてくれました。
そして中国のお酒も振舞ってくれました。アルコール度数は50を超えているのですが、口の中でスーッとひろがり、喉に引っかからない。銘柄はわかりませんが、きっともの凄く高いお酒だと思う。
お部屋の家具調度品もまさしく先生の行き方を映していました。
書をかき、二胡を奏でる。
音楽を聞き、旨い肴でおいしいお酒を嗜む。
古いものが大好きな先生。
温故知新。