ターミナル3に到着。
08年のオリンピック直前に完成した空港だ。入国審査もスムーズ。
昔(もう10年以上も経つ)、この空港で「生ハム」を召し上げられたのを思い出します。
…北京在住の友人においしい生ハムをお土産に持参したときのこと。荷物受け取りのターンテーブルで待つとなんか後ろに人の気配が
ターンテーブルにのっているスーツケースの取っ手に手をかけた瞬間、私の肩をぽんぽんとたたく者がいる
振り向くと制服に身を包んだ服務員のおばさん。
向こうの部屋に一緒に来いというジェスチャー。日本語で荷物を開けろという。『生ハムの持込はだめ…よって没収する…』と言っているようなので、しぶしぶ同意。
それにしてもなぜわかったのか、そのときは不思議で仕方がなかった。
ターンテーブルにのっているスーツケースの取っ手に手をかけた瞬間、なぜ私の肩がたたかれたのか
そして、しばらくの間、あの生ハムはこれからどうなるんだろうか、廃棄処分?、それとも有効利用?気にしながら悶々としていると、
ひらめいた!
犬の鼻だ
ターンテーブルの裏側で犬が一生懸命荷物を嗅いでいたのだ。
そうでなければ、スーツケースの取っ手に手をかけた瞬間、私の肩をぽんぽんとたたくはずがない。そのスーツケーに誰が手をかけるかずーっ見られてたんだね