大腸ガンの写真
公表に迷った物体
理由は分らないが、本人の身体の一部でも自由にできる物と
医者が調べて処分する物に分かれるようだ。
①自由にできる例:爪を切った物、タン、鼻汁、へその緒、遺髪
へその緒や遺髪は一生に一度の物だろう。
②自由にできない例:今回の腫瘍・ガンを含む内臓の一部、
死者の身体全体等。
2019年に手術を終わった時、ガンのサンプルに貰えないかと頼んだが「駄目。」と断られた。
「✕線やCTの写真は渡せるが、ガンのカラー写真のプリントも駄目なのだ。今、見ているPCの写真を貴方のスマホで撮影するのは許される」とのことだった。
その時は体力も気力もなかったが、1年後再入院して退院する直前に、見易く目盛りの入ったカラー写真を見せてくれ、撮影許可されたのが次の3枚の写真だ。
F1. ガン拡大図
肉屋さんの宣伝看板ではありjません(笑) 2019.11.19,手術施行成功した。
F2. ガン部位周辺
手術で削除した全長なのか、ガン周辺部のみなのか確認を忘れた。両者の中間なのかも。
内臓の表裏の表現が不明なので、ここではF2.の裏側、消化される食物や便の塊が通る大腸の外側と言えば伝わりますね。素人目には外の方が汚い感じがする。
バックの方眼紙の線は1㎝毎になっているので、大きさも解る。いずれも大腸の断面が縦に切られてガンが解る。最後の3番目の写真は、切り開かれた大腸を裏返して撮影され、
末期ガンが大腸壁を貫通している姿だ。
これでは他臓器に転移するのは当たり前だ。こんなに成長するまで痛くも痒くもなかったとは、僕はよくよく鈍い人間だった。
主治医が手術したと言い張るるが、これなら研修医が手術しても十分に収められる。
どんな分野でも研修者が仕事を通じて力を伸ばして行く。
On the Job Training 即ち OJT と言うと説法したら、研修医も納得して手術を認めた。
外科医は特に実際の手術を経験 OJT して活きるのだ。 「有難う」と研修医に言ったら、今まで否定したのに嬉しそうにニッコリと返してきたものだった。
前にも述べたが、大腸ガンは一般的には快癒率は高い。60~80%なのだ。
僕の場合は、83歳の高齢者であり、糖尿病などの基礎疾患があり、末期ガンが肝臓などにも転移している。現在の新型コロナに罹患すれば10日間で死ぬだろう(泣)
だから、主治医は黙して語らないが、5年生存率はネットで調べると、たったの2%、100人に2人しか生き残れない。だから、少しでも役立つ資料としてブログを残したい。
次回には、HNの「青い海」の意味と採用理由も述べたい。