今回は、この春から高校生になった息子のことを書きます。息子は小さいころからやさしいおっとりした子でした。男の子ですから少々腕白な方が良いと思い、小1から空手を習わせました。空手には形と組み手があり、元々運動神経があまりなく、闘争心の薄い息子は随分苦労しました。それでも黒帯まで行き、4年くらいになると大会で入賞するようになり、楯や賞状をもらうようになりました。私としてはこの子ではこのくらいで十分と思っていたんですが、5年のとき、(当時茶帯)黒帯の子を破って決勝に進出!しかし決勝の相手は何度も優勝している名の知れた子、決戦の前に息子と言葉をかわしたときにも、どうせ勝てるわけがないからといっていました。試合は結果的に負けました(5対1)が、終わって走ってきて大泣き!勝てなかった、悔しいと。空手を始めてから、初めてといっていいほどの感情の高ぶりを見ました。でも準優勝、立派なもんだ、よくやった!
小4になって球技も少しできたほうが良いと野球をさせてみることにしました。野球を始めてみると、思わぬ発見が!息子は走るのが速くなりました。それからリレーの選手に選ばれたりするようにな、小6になる時に、私に野球に専念したいから、空手はここまでにしたいと進言!私も、今まで自分の意見を直に言うことの少なかった息子の意見ですから快諾しました。(成長したなあ)小学校を卒業するときに、野球をやらせてくれたおかげで走るのが速くなったし、空手をやったおかげで喧嘩になっても怪我をしないで済んだ。組み手の相手をしてくれたり、一緒に走ってくれてありがとうといわれました。(涙が出ました)
中学に入り、野球部に入部、ここではさすがにレギュラーでバリバリ活躍することは敵わず。しかし、自分の得意な足を生かしたり、部員の指揮を盛り上げたり、自分の居場所をそれなりに確保した3年間でした。それと良い仲間ができたことですかね。送別会の時、私に「お父さんの期待通りには活躍できなかったけど一生懸命やりました」と。よく6年頑張った。褒めてやりたいですね。
そして4月から高校に入り、高校では野球は部には入らないといっていました。中学2年くらいからは息子の意思を最優先させていましたから、好きなようにやれとだけいっておきました。最初は文化部に入るといっていましたが、どうやら陸上部に入るようです。野球では十分に発揮できなかった自分の持ち味の足と、小学校のころやっていた空手のような個人競技に回帰してみようと思っているのかもしれません。いろんなことをやるの、大いに結構!応援してやりたいと思います。