パークのソフトウエア開発者ブログ|ICT技術(Java・Android・iPhone・C・Ruby)なら株式会社パークにお任せください -19ページ目

パークのソフトウエア開発者ブログ|ICT技術(Java・Android・iPhone・C・Ruby)なら株式会社パークにお任せください

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MacのGUI操作の自動再生アプリ「Automator」で、
エラーダイアログを出す方法をご紹介します。

今回はスクリプトから出力されたメッセージで
エラーダイアログを出すか否かを判定するAppleScriptを書きました。

①シェルを実行させる

以下は特定のファイルをFAXするジョブがキューにあるかを調べて、
あればFAX完了とみなすスクリプトです。

#!/bin/bash
if [ $# -ne 1 ]
then
echo "引数は1つだけ指定してください。"
exit 1
fi

filename=$1

while [ -n "`lpq -a | grep $filename`" ]
do
# シェル起動時から300秒経過した場合はタイムアウト
if [ $SECONDS -ge 300 ]
then
echo "タイムアウトしました。"
exit 1
fi
sleep 5
done

echo "成功しました。"
exit 0

AppleScriptでシェルの結果を扱うために、
4・15・21行目で実行結果を標準出力に出力しています。

このシェルをAutomatorのシェルから呼び出します。
([ライブラリー] > [ユーティリティ]>[シェルスクリプトを実行])
シェル:/bin/bash
入力の引き渡し方法:stdin から

$HOME/Desktop/pollingJob.sh hoge.pdf
# 0以外を返すとAutomatorがエラーと判断して実行がSTOPします
exit 0


②AppleScriptでエラーメッセージを受け取る

以下は①で標準出力されたメッセージによって
エラーダイアログを表示するAppleScriptです。
( [ライブラリー]>[ユーティリティ]>[AppleScriptを実行])

on run {input, parameters}
set message to item 1 of input
if message is equal to "成功しました。" then
return input
end if

display dialog message buttons {"OK"} with icon 0
error message -- これがあるとAutomatorのログにmessageが表示される
end run


icon の後ろに指定する数値によって、ダイアログの種類が変わります。
0 => エラー
1 => 通常
2 => 警告

こんにちは。ひらのです。

今回はMacのGUI操作の自動再生アプリ「Automator」で、
AppleScriptに値(変数)を渡す方法を2パターンご紹介します。
(検証環境はYosemite/10.10.1です)

①Automatorの変数を渡す
AppleScript内で直接変数名を指定することはできません。
なので、AppleScriptの入力として[変数の値を取得]を指定します。

変数の値を取得する(Automator)

<AppleScript>
on run {input, parameters}
set val1 to item 1 of input
set val2 to item 2 of input
set cnt to (count of input)
end run

←[変数の値を取得]を並べた順番にinputに入ってくる
←inputに入っている値の個数を調べる


上記画像のように、[変数の値を取得]をつなげることで、複数の値を渡すことができます。
この場合は、オプション項目[このアクションの入力を無視]にチェックをしないでください。


②シェルスクリプトから値を渡す
シェルスクリプトで渡したい値を標準出力に出力させることで
値を渡すことができます。

シェルから値を渡す(Automator)

[シェルスクリプトを実行]内の[入力の引き渡し方法]は、何でも良いです。
(シェルスクリプトへの入力に関する設定です。)
こんにちは。ひらのです。

MacのGUI操作の自動再生アプリ「Automator」では、
自分自身(Automatorファイル)の保存場所を取得できなくて困ったので、
パスの取り方について纏めたいと思いました。
(検証環境はYosemite/10.10.1です)

Automatorファイルを保存した場所を取得して、
そこからの相対パスでファイルを開く動作をさせたかったのですが、
Automatorでカレントディレクトリを取得すると
Automator自体の場所が表示されてしまいます。

■shellファイルの場合
#!/bin/sh
pwd
echo $(cd $(dirname $0); pwd)

→ 実行時のカレントディレクトリが表示される
→ シェルスクリプトの保存ディレクトリが表示される

■Automatorでshellを書いた場合
[ライブラリー] > [ユーティリティ] > [シェルスクリプトを実行]
#!/bin/sh
pwd
echo $(cd $(dirname $0); pwd)

→ ユーザーのホームディレクトリになる
→ ユーザーのホームディレクトリになる

■AppleScriptの場合
return (path to me) as text→ AppleScriptの保存ディレクトリが表示される

■AutomatorでAppleScriptを書いた場合
[ライブラリー] > [ユーティリティ] > [AppleScriptを実行]
on run {input, parameters}
display dialog (path to me) as text buttons{"OK"} with icon 1
end run
→ Automator自身(Macintosh HD:Applications:Automator.app)のパスになる


そのため、Automatorで任意のパスを扱いたい場合は、
下記の手段を使用することになります。

■諦めて固定パスを使用する

■環境変数を使用する
シェル経由で環境変数を扱えるため、
私はユーザーのホームディレクトリから固定パスを使用しました。
echo $HOME/Desktop/target.txt

■Automator実行時にユーザーに入力させる
アクション「Finder 項目の選択を求める」で
Automator実行のたびにユーザーにファイルの位置を指定させます。
こんばんは。ゆんぼうです。
今回は、GitHubでWebサイトを公開します。

GitHubと言えば、ソースコードを共有するサービスですが、
GitHub Pages の機能を使えば、Webサイトを公開することができます。
公開できるWebページは、静的ページ(HTML/JavaScript/CSS)になります。



■GitHubのアカウント登録

まず、GitHubにアクセスしてアカウントを取得します。

GitHub
https://github.com/


GitHubのトップページで、以下の内容を入力します。
・[Pick a username]にユーザー名を入力します。
・[Your email]にEメールを入力します。
・[Create a password]にパスワードを入力します。

[Sign up for GitHub]をクリックします。
[Welcome to GitHub]ページに遷移します。


[Choose your person plan]から有料プランを選択します。
デフォルトでは、無料プラン[Free]となっています。

[Finish sign up]をクリックすると、アカウントが作成されます。



■GitHubのリポジトリ作成


GitHubにログインして、[New repository]を選択します。


以下の内容を設定します。
・[Repository name]にリポジトリ名を入力します。
・[Public]を選択します。

[Create repository]をクリックすると、リポジトリが作成されます。



■GitHub Pagesの設定


GitHubにログインして、リポジトリを選択して、
[Settings]をクリックします。


[GitHub Pages]の[Automatic page generator]をクリックします。
[New project site]ページに遷移します。

[Continue to layouts]をクリックします。
[Welcome to GitHub Pages.]ページに遷移します。

[Publish Page]をクリックします。
GitHub Pages の設定が完了します。


リポジトリの設定ページで
[Default branch]が[gh-pages]になっていることを確認してください。


また、リポジトリの設定ページで
[GitHub Pages]にWebサイト用のURLが表示されています。

残りは、GitHubにWebサイト用のファイルをプッシュするだけとなります。




■SSHキーの作成と設定

今回は、Gitクライアントに Windowsの TortoiseGit を使用します。

TortoiseGit
https://code.google.com/p/tortoisegit/

GitHubとGitクライアントの通信には、
SSHキーの設定が必要となります。


TortoiseGitのSSHキーを生成するアプリケーション[Puttygen]を起動します。


[Generate]をクリックして、キーの生成を開始します。
マウスカーソルをランダムに移動すると、
プログレスバーが進んでいきます。

プログレスバーがいっぱいになると、SSHキーが生成されます。
このSSHキーは、GitHubに設定します。


GitHubにログインして、[Settings]を選択します。
[SSH Keys]を選択して、先ほどのSSHキーを設定します。

[Puttygen]に戻りまして、
[Save public key]をクリックして、*.ppkファイルを保存します。




■Gitのクローン

Windowsの任意のフォルダで、右クリックして
[Git クローン]を選択します。

リポジトリ名には、GitHubのGitURLを入力します。


GitHubの「HTTPS Clone URL」となります。


Putty認証キーには、ppkファイルを設定します。
[OK]でクローンが完了します。
この後は、Webページを作成して、プッシュしてください。

以上です。
こんにちは。ひらのです。

Web系の開発者であれば、RWD(レスポンシブウェブデザイン)という単語を
聞いたことがあると思います。

昨年、自社製品のWebページの作成時にRWDを意識したのですが、
その時に使用したHTMLのデバッグツールをご紹介します。


Google Chromeは標準でスマフォのエミュレート機能を備えています。
下記手順で簡単にスマフォエミュレートが可能です。
  1. [F12]キーを押下して Developer Tool を開く

  2. Hide drawerマーク(>≡)をクリックして drawer領域を開き、[Emulation]タブをクリック
    Chrome HideDrawerマーク

    [Emulation]タブが無ければ、下記の記事を確認してみてください。
    デベロッパーツールにOverridesがない!?Google Chromeでユーザーエージェントの変え方 - ノンエンジニアの僕が僭越ながらもwebサービスについてああだこうだ言ってみたり作ってみたり

    Chrome Emulatorタブ

  3. モバイルマークが表示されていたら、モバイルマークをダブルクリック

  4. [Model]にエミュレートするデバイスを指定

  5. [F5]キーを押下して画面更新
→ スマフォの見た目になる


下記は私がRWDで作成してみたページです。
画面サイズを変えて遊んでみてください(^^)