パークのソフトウエア開発者ブログ|ICT技術(Java・Android・iPhone・C・Ruby)なら株式会社パークにお任せください -12ページ目

パークのソフトウエア開発者ブログ|ICT技術(Java・Android・iPhone・C・Ruby)なら株式会社パークにお任せください

開発の解決方法や新しい手法の情報を、パークのエンジニアが提供します。パークのエンジニアが必要な場合は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。 株式会社パーク:http://www.pa-rk.co.jp/


<<<第四回 維持管理>>>

  一旦リリースした環境は、イメージを管理しておく必要があるが、
  リリース後に更新されるものをイメージ作り直すかどうか、
  最初から方針を決めておくべきである。
  また、導入した端末が販売を終えてしまうケースも十分にあるため、
  後継機種は早めに手当て(検証)しておく必要がある。

  リリース後の維持管理では、障害に対応するうえでは、
  現象に応じてリモート操作、イベントログなどのログ収集、
  センドバックといった作業が発生する。

  管理資料等を事前に整理しておかないと、現場が混乱する元となる。

<<<第三回 ツール>>>

 (1)端末構築
    端末のIP取得および設定、ドメイン参加、KMS認証は、
    BatやPowerShellで実装し、準備しておく
    端末の設定情報もPowerShellで取得可能
    TeraTermやFFFTPは必須

 (2)サーバ構築
    仮想サーバの起動停止はAWSで用意されているUIは不便
    フリーの管理ツールが使いやすい
    (RDCManなど)



<<<第二回 サーバ構築>>>
 ここではクラウド上に仮想サーバを構築した経験を元に
 記載する。
 (1)環境
    AWS
     メジャーな環境であり、セミナーや情報も結構世に出ている。
     デメリットを先にあげるが、否定的な考えではない。
     ・コストが高い
     ・N/W負荷が高いため、時間がかかる
     ・パフォーマンス検証はできない

     メリットはやはり簡単にサーバ構築できる。
     ただし、以下を行うことが必要。
     ・CloudFormationを使用してスクリプトでサーバを自動構築する
     ・Jenkinsなどを使用して構築後のサーバの変更チェックを行う
     ・自動化できない部分は分かりやすい手順書を用意する

    OpenStack
     AWSに比べコストが安い反面、資料が少ない。
     プラグインが多く用意されており、AWS相当のことはできる。
     構築の自動化、変更チェック、手順書準備はAWSと同様に必要である。


 (2)その他
    構築するサーバにサーバ間の同期が必要なケース(Exchangeなど)
    →同期に時間が掛かることを考慮すべきである
     また設定変更が片側でしか出来ていないと戻ってしまうこともある


<<<はじめに>>>
みなさんこんにちは。
環境構築の仕事を2年前から始め、
いろいろ勉強させてもらったことを書きとめようと思います
環境構築関連の情報発信です。
全部で5回発信予定です。
(改訂するかもしれません)

・端末構築
・サーバ構築
・ツール
・導入および維持管理
・全体のまとめ

<<<第一回 端末構築>>>
 Windows7端末構築の際に考慮したもの
 (1)環境設計
   ・開発した製品の互換性
   →使用するライブラリのOS動作保障
   ・MS-Officeなどの製品の互換性
   →Excelマクロなど、動きの違い
   ・Font、各種ドライバ
   ・Bios設定
   →電源管理など
   ・自動更新、認証、セキュリティソフト
   →KMSなどの製品認証やS/Wの自動アップデートをどこ(サーバ)で行うか

 (2)ポリシー
   OSやMS製品の使用を限定するためや、媒体制御、電源管理を
   グループポリシーで行うケースがある。
   GPOは便利なようで、事前にきちんと設計しないと
   スパゲッティになるので要注意。
   MSに問い合わせられるチャネルが無い場合、問題解決が難しい。

 (3)配布
   一般的に世の中で使用されている製品を使うのが
   安全ではあるが、端末数が多い場合にきちんと運用で
   配布状況を簡単に管理できる製品を選択すべきである。
ex:Microsoft SMS、IBM Tivoli・・・

 (4)端末コピー
   機種が多い場合、ドライバなどが変わるので管理ツール側が
   機種依存部分を吸収できるものが望ましい。
   ただし、ローカライズされてなかったり、一般的に情報を入手できない
   製品はなるべく避けたほうが良い。

 (5)その他
   フォルダ権限やスタートアップの処理は安易に着手しないことをお奨めする。
   両方とも不具合が出やすく、調査に工数が掛かる。

 (6)ライセンス
   OS・Officeのライセンス確保、およびライセンス認証の手順を確立しておく。
   ライセンスの認証サーバを立てるケースも視野に入れて。

以上


 昨今、コンビニや駅、繁華街など監視カメラが大量に設置されている。
 車もドライブレコーダーが普及し始めている。
 以前はカメラで勝手に録画されることに敏感であった人たちが
 防犯や犯罪者の早期逮捕につながるという効果から
 容認する風潮になってきていると感じている。
 プライベートな空間(自宅など)でもカメラの活用が
 これから進んでくると思う。
 自分で簡単に構築できる構成があるので紹介する。
 
 ○Webカメラ
   AXIS M1025 3万円くらい
   (HDTV 720p)
   本体は軽量なので、高い位置に設置することも可能。
   屋外設置はお勧めしない。
 
 ○撮像ソフト
   ContaCam 無料(フリーソフト)
   同時にカメラ5台まで撮像実績あり。
   カメラ単体の撮像を行えるフリーソフトは多いが、複数台となると少ない。
   お金があるなら有料で使いやすいソフトはあるが、ちょっと操作してみれば
   使い方はつかめる代物。
   
 ○バックアップ
   BunBackup 無料(フリーソフト)
   暗号化も可能
 
 上記3点とWindows7端末、HUBがあれば簡単に監視システムが構築できます。
 

以上