office2016 word図の挿入ダイアログボックスの【ファイルにリンク】と【挿入とリンク】

画像を挿入するには、[挿入]タブの[画像]をクリックして、[図の挿入]ダイアログボックスから挿入します。

画像をコピーして貼り付けたり、ドラッグ アンド ドロップで貼り付ける方法もありますが、ここではダイアログボックスから挿入する方法です。

[図の挿入]ダイアログボックスの右下にある[挿入]ボタンの▼ボタンをクリックすると[挿入]、[ファイルとリンク]、[挿入とリンク]ボタンがあります。

この3つの違いについて解説します。

"office2016 word2021712-616-1" 

目次[非表示]

[図の挿入]ダイアログボックスについて

挿入

ファイルにリンク

ファイルへのリンクの編集

[図の挿入]ダイアログボックスについて

[挿入]タブの[画像]をクリックします。

"office2016 word2021712-616-2" 

[図の挿入]ダイアログボックスが表示されます。

[図の挿入]ダイアログボックスの右下にある[挿入]ボタンの▼ボタンをクリックすると[挿入]、[ファイルとリンク]、[挿入とリンク]ボタンがあります。

既定では[挿入]が選択されています。

参考この[図の挿入]ダイアログボックスの[挿入]の種類は、ExcelやPowerPointでも同じです。

"office2016 word2021712-616-3" 

3つの方法で画像を挿入すると、見た目は同じように見えますが、3つの挿入方法にはそれぞれ違いがあります。

"office2016 word2021712-616-4" 

参考Windows10のWord2013とWord2016でドラッグ アンド ドロップで画像を挿入する場合は、お気をつけください。

バージョンによっては、挙動がおかしいことがあります。

トリミングのメニューが表示されない

挿入

[挿入]は、元画像のコピーが挿入されます。

元の画像との関係はなくなります。

文書の保存時に自動的に圧縮されます。

元の画像の解像度を維持したい場合は、[Wordのオプション]から設定を変更します。

その設定は、[ファイル]タブをクリックして、左下にある[オプション]をクリックします。

[Wordのオプション]ダイアログボックスの[詳細設定]にある[イメージのサイズと画質]にあります。

以下は既定のままの状態です。

"office2016 word2021712-616-5" 

ファイルにリンク

[ファイルにリンク]を選択すると、元画像との関係を保ったまま挿入されます。

元の画像を変更すると、文書に挿入した画像も変わります。

仮の画像で画像の位置やレイアウトなどを試行錯誤して、最終的に決定した時点で正式な画像に差し替えたりするときに便利です。

ただし、元の画像を削除すると、挿入した画像も消えてしまいますので注意してください。

文書の編集中に元画像を変更し、挿入した画像も更新したい場合は、画像を選択して[F9]キーを押します。

"office2016 word2021712-616-6" 

画像を更新しなくても、文書を保存して開き直すと画像は更新されています。

元画像を変更した場合

[挿入とリンク]の場合も[ファイルにリンク]と同じように、文書の編集中に元画像を変更し、文書を開いたまま挿入した画像を更新したい場合は、画像を選択して[F9]キーを押します。

また、画像を更新しなくても、文書を保存して開き直すと画像は更新されます。

"office2016 word2021712-616-7" 

元画像を移動または削除した場合

元画像を移動または削除したり、ファイル名を変更した場合は、以下のようになります。

画像が消えた後には、以下のようなメッセージが表示されます。

※本来は[挿入とリンク]で挿入した場合は、画像は残ります。

リンクされたイメージを表示できません。

ファイルが移動または削除されたか、名前を変更された可能性があります。

リンクに正しいファイル名と場所が指定されているこを確認してください。

"office2016 word2021712-616-8" 

ファイルへのリンクの編集

また、まとめて更新したり、リンクを解除して画像を埋め込みたい場合は、[ファイル]タブをクリックして、[情報]カテゴリーの右下にある[ファイルへのリンクの編集]をクリックして、

"office2016 word2021712-616-9" 

[リンクの設定]ダイアログボックスを表示して設定します。

元画像のパスもここで確認することができますし、リンク元の画像を変更することもできます。

注意[ファイルへのリンクの編集]は、文書に名前を付けて保存した後に表示されます。

"office2016 word2021712-616-10"