2026年7月15日作成
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表題の件、今後、幾つか、興味があるアイテム・造詣のあるアイテムについて、小ネタをインターネットで集めて、知識を共有しようかと考えています。
今回は歌舞伎一門に関しての2回目です。(講師にとって歌舞伎の一門については、歌舞伎そのものの出しものというよりは、歌舞伎出身の俳優さんが出ている時代劇という、ドラマ視聴の観点が強いです。従って、内容もこの観点で調べて観ています)
=====小ネタ2=====
成田屋(市川團十郎家)一門
成田屋は歌舞伎界の象徴的存在であり、荒事の家として知られるが、テレビ時代劇の世界でも圧倒的な存在感を示してきた一門である。
特に十一代目市川團十郎(市川海老蔵)や十二代目、十三代目に至るまで、歌舞伎の豪快な芸風をそのまま時代劇に持ち込み、武士・剣客・侠客といった「強い男」のイメージを確立してきた。
十一代目市川團十郎は、テレビ時代劇黎明期から活躍し、NHKの大河ドラマや民放の連続時代劇に多数出演した。
特に「源義経」「武蔵坊弁慶」など歴史上の豪傑を演じる際には、歌舞伎の荒事の型を巧みに取り入れ、舞台の迫力をテレビ画面に落とし込む独自の演技で視聴者を魅了した。
團十郎の演技は、単なる芝居ではなく「見得を切るような強烈な存在感」を画面に定着させ、時代劇のヒーロー像そのものを形作ったと言える。
十二代目市川團十郎(市川海老蔵)は、現代の時代劇においても重要な役割を果たした。
NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」での宮本武蔵役は特に有名で、歌舞伎の身体性を活かした殺陣、静と動を使い分ける表情の演技は高く評価された。
海老蔵は歌舞伎の荒事の伝統を現代的に再構築し、時代劇の中で「圧倒的な強さと孤高の美学」を体現する役者として位置づけられた。
十三代目市川團十郎白猿も、時代劇ドラマへの出演こそ多くはないものの、映画や映像作品で武士役を演じる際には、成田屋の荒事の精神を継承した堂々たる立ち姿を見せている。
特に近年は映像技術の進化により、歌舞伎の型を映像に落とし込む試みが増えており、團十郎白猿の存在は「歌舞伎と時代劇の新しい融合」を象徴するものとなっている。
成田屋の役者が時代劇で演じる役柄は、武士・剣豪・豪傑・侠客など「強さ」を象徴するものが多い。
これは歌舞伎の荒事の芸風と完全に一致しており、舞台で培われた身体性、見得、声の張り、立ち回りがそのまま映像作品に応用されている。成田屋の役者が画面に登場すると、物語の重心が一気に引き締まり、視聴者は「本物の武士が現れた」と感じるほどの存在感を放つ。
成田屋は歌舞伎界の象徴であると同時に、時代劇の世界でも「武士の美学」を体現する役者集団であり、映像文化においても欠かせない存在である。
新たな年も早くも七月となり、早くも年を折り返しましたが、夏の日差しと、台風の接近と共に梅雨の訪れを早くも感じてしまう、陽気の今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。