一番の消費国であるアメリカの景気が上向き、アメリカの原油消費量は上がっているはず。

 たしかに、ヨーロッパ、中国などのアジア圏はさほど景気が良いとは言えないが、原油が半値になるほど、消費量が落ち込んでいるとは思えない。

 消費量の急激な落ち込みを抜かせば、やはり供給側に問題があると考えるのがすじだろう。

 OPECの減産見送りだけでなく、噂のイスラム国の石油供給が問題だということだろうか?

 もし、OPECが減産を決定し、価格を吊り上げたら、その恩恵は確実にイスラム国も受けることになる。

 それを恐れて、OPECは減産に踏み込めないのではないだろうか?

 もし、ロシアが石油の価格上昇を求めるなら、イスラム国を叩くしかないのかもしれない。

 アメリカもそれがわかっているから、シェールオイル・ガスに影響があるにもかかわらず、OPECの減産見送りに大きな声を上げてないのかもしれない。