はっきり言いましょう・・・

 物価が上がったら、賃金は上がります!

 
 <日銀>物価目標の導入検討 弊害を指摘する声も  毎日新聞
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121220-00000091-mai-bus_all

 
 次期安倍政権に否定的なマスコミに、このような記事が多いですが・・・

 もう一度、はっきり言いましょう・・・

 物価が上がったら、賃金は上がります!

 
 この場合、物価とは生鮮食品やエネルギーの価格を覗いた消費者物価指数(コアコアCPI)を用いますが、

 物価と賃金は確実に連動しています。

 というより、デフレ下の経済では物価が上がれば、それ以上に賃金があがります。

 逆に、デフレ下の経済では物価が下がれば、それ以上に賃金が下がります。


 なぜなら、とても単純ですが、「物価」とは買う人が増える、

 もしくは消費者一人当たりの買う額が増えるからこそ、物価は上がるんです。

 誰でも理解できる常識です。

 
 日銀がお金を刷って市中に流すと、自然とお金の回りが良くなり、

 企業の投資が活発化し、労働者を雇うようになります。

 そうなると、失業者が雇用されたり、非正規労働者が正社員になったり、働いていなかった既婚女性が雇用されたり、みんなボーナスが増えたり、企業の社員慰安予算が増えたりと、

 みんなのお財布にお金が入ってきます。

 そしてそのお金を使って、消費者は物やサービスを買うわけです。


 これで分かると思いますが、物価上昇=賃金上昇というわけです。

 
 ただし、日銀がお金を刷ってもすぐに物価が上がるわけではありません。
 
 あくまでも、企業は物価が上がるだろうと予想して、企業投資をして初めてお金が回るようになってから物価は上がっていきます(期待インフレ率といいます)

 そこで、物価が上がるスピード、つまりがお金の回りを早く良くしようという政策が、

 政府の「財政政策」です。

 デフレ下の企業は投資に消極的なので、その代わりに政府が投資をして雇用を創出しようというわけです。

 たとえば、政府が建設国債を発行し、

 それを日銀が間接的に買い取って金融緩和をしてお金の量を増やして、

 被災地復興や古くなった公共インフラの補修などを行います。

 そうやって、雇用を生み出し、お金の回りを良くしていきます。

 お金の回りが良くなって、消費者の給料が良くなれば物価は上がっていきます。

 今まで働いていなかった人が働くようなり、

 今まで給料が安かった人の給料が増え、

 企業も売り上げが伸びていきます。

 そうなると、国に入ってくる税収は増えていきます(それも政府が支出した以上に増えていきます)


 もう一度、言います。

 物価が上がったら、賃金は上がります!