スペイン経済危機はその深刻さを増しており、4人に1人が失業しており、若年層に至っては2人に1人が失業状態という状態です。
このような経済状況では、企業の宣伝広告費は真っ先に削られる対象であり、その波がスペインのプロサッカーにも押し寄せている状況です。
そもそも、スペインのプロサッカーリーグはその2強である、レアル・マドリーとバルセロナが優遇されるシステムであり、テレビの放映権料もこの2クラブが全体の半分を占めている状況ですし、この2クラブ以外は経済状況の悪化でスポンサー獲得もままならない状況です。
そのような状況の中、2クラブに優遇されている偏ったシステムに対して、その他のクラブが反乱を起こしました。
このあと、どのような決着になるかわかりませんが、デフレ経済の中では経済のパイが広がらないので、あらゆる業界で既得権益に攻撃が集中するのは間違いありません。
その現象の一端がプロサッカーでも見られているということだと思います。
現在、オリンピックで日本全国盛り上がっていますが、消費税増税が強行され、深いデフレ不況から抜け出せなければ、日本のスポーツ業界もジリ貧に陥ることは間違いありません。
どんどん、スポーツ関連に回されるお金が削られることは間違いないと考えます。
だからこそ、オリンピックで金メダルを増やすためにも、スポーツ業界に還流するお金の量を増やすためにも、一日でも早くデフレを脱却し、経済のパイを増やすことが大事になってくると思います。
ちなみに、スペインでは付加価値税(消費税)の税率が18%→21%に上がり、個人所得税の税率(年収3000万円以上)が7%に引き上げられたそうです。個人所得税分はクラブ側が負担する仕組みとなっているらしいので、クラブに大きな負担となるそうですが、だからといってデフレ経済では入場料などへの価格転嫁はむずかしいのが現状であり、結果、クラブの財政は逼迫し今度のような反乱につながるということのようです。
どちらにせよ、これだけの失業者が出ている経済状況では気楽にスタジアムに行ってサッカー観戦をする気にもなれないでしょうが・・・
とにかく、「日本の金メダルを増やしたければ1日でも早いデフレ脱却を!」という掛け声は今だからこそ効果があると思いますが、どうでしょうか?