代々続いていた、とある村の庄屋さんの話です。

その庄屋さんは村の人たちから、
頼りにされ、尊敬されていました。

ある年、飢饉がおそい、
村の人は生きるのがやっとの状況。


そこで、庄屋さんは、
村の人を助けるためにあることを行います。

普通であれば、
お金を配るのが単純な発想ですよね。

でも、その庄屋さんは違いました。

村の人に、次のように言いました。

「新しく家を建てるので、土を運んで欲しい。
 運んでくれれば、賃金を払います。」

仕事をしてもらい、対価を支払うことにしたのです。

そうすることで、村の人たちは、
負い目を感じることなく、収入を得ることができます。

「でも、急いではいけない。
 ゆっくり時間をかけて作業してください。」

これは、年配者や子供でも平等に
稼げるようにするためです。

思いやりがありますね。

こんな庄屋さんですから、
村人の間と何のトラブルもなく、代々続いたそうです。


今の給付金の問題も、
この庄屋さんのような気持ちから発想できていたら、
喜んでくれる人が多かったような気がします。