25シーズンの新人ピッチャーで注目されているオクラホマ大学のオードリーローリー。
アメリカ人ピッチャーとしては低い170センチ。しかし、大学に入り、一段とゴツくなっている。
誰かに似ているって。そう、昨シーズンのオクラホマ大学の絶対的エース、アメリカ代表、JDリーグショッキのケリーマックスウェルと。
ローリーは、オクラホマ大学ファンから、マックスウェル2世として期待されている。
似ているのは、左、投げ方、だけではない。アメリカ人では珍しく、おとなしいところ、物静かなところも。
ローリーの記事を読むと、性格については、よく。
この単語が、本人からも周りからも出てくる。謙虚。両親の教育が良かったのだろう。
しかし、ピッチングの評価については、よく。
この単語が出てくる。調べると。
辞書では、悪い意味で使う、とある。しかし、ソフト指導者たちは、いい意味で使っている。ようは、アタマのいいピッチングをする、と。
記者会見や取材に、割りと正直に答えるガッソ監督は、ローリーについて、近い将来、マックスウェルみたいになるだろう、と話している。
そして、いつも通り、ロチャコーチがいるから、ダイジョーブイ、と。
生まれはインディアナ州の州都インディアナポリス郊外の街、ピッツボロ。
人口は3000人もいない。ローリー本人も、自分はカントリーガール、と言っている。
ソフトを始めたのは7歳。親がたまたま、ソフトバッティング体験教室に連れて行った。しかし、バットすら持てず、フラフラ回転してばかり。みんなで爆笑。それが良かったらしく、ソフトにハマった。
中学生くらいには、もうインディアナでは有名ピッチャーだったみたい。しかし、インディアナには1学年上に。
怪物ピッチャー、ロスロックがいた。ロスロックは、青田買い規制前の時代、中学2年生でフロリダ大学とスポーツ奨学生契約をしている。新人の昨シーズンは33勝。
ロンカリ高校の大エース。しかし。
ロスロックが高校3年生の最後の州選手権では、ローリーのトリウエスト高校が勝っている。
ロスロックがいなくなってからだが、
ローリーはインディアナ州高校生最優秀選手賞をゲットしている。
インディアナで投げ合ったローリーとロスロック。次は大学の舞台で戦うことになる。
オクラホマ大学が全米5連覇できるかどうかは、マックスウェル2世になれるのかどうか、謙虚な新人、ローリーの活躍次第とも言える。
オクラホマ大学のロチャコーチは昨シーズンくらいから、継投作戦を多用している。ローリーがよく使われることになるのは間違いない。継投作戦でローリーが10勝以上すれば、オクラホマ大学5連覇も見えてくるかもしれない。
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カントリーガールゆえ、ローリーの趣味は釣りなのだ。バス釣りはなかなかの腕前とか。