2023年シーズンが終わったとき、フロリダ大学は異常事態に陥った。下級生たちが次々と他大学に移籍した。ピッチャーがいなくなった。


理由はわからない。ただし、その後、ピッチング担当、バッティング担当のコーチ2人が辞任した。選手とコーチの対立、選手間の対立が原因かもしれない。


フロリダ大学を離れた下級生の中で、1人だけ移籍大学がわからない選手がいた。








二刀流の1年生ギガンテ。




ピッチャーではイマイチだったが、バッターでは新人ながらよく起用された。



カリフォルニアのソフトエリート。自ら選んでフロリダ大学に入った。小さい頃から憧れの大学。しかし、離れざるをえなかった。いったい、何があったのだろう。


ただし、ギガンテクラスのエリート選手は引く手数多。他大学に行けば、打線の主軸は間違いなし。しかし、全く移籍情報がなかった。


もうソフトは辞めたのだろうか。フロリダ大学でよほど辛いことがあり、ソフトが嫌いになったのだろうか。


そして、そのまま、2024年シーズンは終わった。ギガンテの名前は、どこの大学のラインナップにもなかった。


しかし。






先日、サンディエゴステート大学に入ったことが発表された。サンディエゴはギガンテの故郷。



名門バットバスターズ時代は、フロリダ大学キャッチャー、エリクソンと同期。


ギガンテ、ソフト、辞めてなかったんや。なんか、嬉しいねえ。再始動、頑張れ。