テキサスA&M大学とは。




テキサスといえば、テキサス大学。そして、テキサスA&M大学。テキサス大学の方が人気、ランクは高いが、ライバル。


32位。


47位。


テキサス大学とテキサスA&M大学は、同じ最大SECリーグに所属している。


テキサス大学は、オスターマンがいた2000年代前半は全米トップクラスだったが、その後、低迷した。大学当局は2019年シーズンから、当時オレゴン大学旋風を巻き起こしていた名将ホワイト監督を引き抜いた。




以来、テキサス大学は全米トップクラスに復活。2022年、2024年は全米選手権準優勝。悲願の初優勝まであと一歩。


で、ライバルのテキサスA&Mアギーズ。




ソフト的には古豪。全米優勝2回、準優勝3回。しかし、90年代以降は低迷。およそ35年間で、全米に出たのは3回だけ。万年、リーグの中下位だった。


大学当局は2023年シーズンから、アリゾナステート大学を全米に連れて行った名将フォード監督を引き抜いた。





フォード監督は、クレムソン大学のリットマン監督門下。スタンフォード大学ではリットマン監督の下で助監督。


フォード監督就任以来、テキサスA&Mは変貌。



今シーズンはリーグ3位に躍進。







エースケネディを徹底的に指導。変化球に頼りがちだったケネディを、ライズピッチャーにした。


そして、名将のもとには選手が集まる。ポストシーズンの移籍市場。




まずは、ワシントン大学ピッチャー、ピーターズをゲット。今シーズン、ピーターズは新人で8勝。






ピーターズはテキサス出身だから、故郷に帰った感じ。クラブチームは名門インパクトゴールド。


さらに。




ワシントン大学の3年生強打者、オリビアジョンソンをゲットした。





ジョンソンもテキサス出身。インパクトゴールド。U18ジュニア代表だったエリート。



しかし、大学の壁。今シーズンはようやく3割を打ったが、才能的には、こんなもんじゃない。


ようは、テキサスA&Mは、大量選手脱出事件が起きているワシントン大学の投打の主力をゲットした。


移籍市場ばかりではない。リクルート戦略もばっちり。9月から入ってくる1年生たち。なんと、ピッチャー3人がすべて各州の高校生最優秀選手賞に選ばれている。






中でも、ソフト大国カリフォルニア州高校生最優秀選手賞に選ばれたのは左ピッチャーのマナリン。








新人ピッチャー3人いれば、1人くらいは跳ねるかもしれない。フォード監督はピッチャー指導が上手いから。


テキサスA&Mの来シーズンは大注目になりそう。






ワシントン大学の最強バッター、アラナジョンソンは、テキサステック大学に移籍した。故郷のミズーリ大学とか最大SECリーグに行くと思ったが、なぜ、なにゆえ。ルイジアナ大学の名将グラスコ監督が新監督になったが、もしかしたら、つながりがあったのかも。


さあ、これで移籍市場は、ほぼ終わった。しかし、最大の目玉の移籍先が発表されていない。ここまで引っ張るとは、やはり、オクラホマ大学なのか、、、






怪物ピッチャー、キャナディ。




現在、来日中。今日の日米対抗、先発するかも。キャナディを知らない観客は、そのど迫力ピッチングにビックリするだろう。


日米対抗ピッチャー陣は、キャナディ、マックスウェル、キルフォイル。こりゃ、日本代表打線、厳しそう。小技と足で掻き回すしかないが、バントすらも難しいかも。