フロリダ大学のピッチングコーチが1年で交代した。
退任したのはドビンズコーチ。今シーズン就任したばかり。今シーズンは、新人ピッチャー3人での異例のやりくりに貢献した。
家庭の事情らしいが、しかし、1年とは。本人が何も言っていないので、真相はわからない。
2023年シーズン後、フロリダ大学はピッチャーら選手の移籍が相次いだ。原因はコーチとの確執と見られる。ウォルトン監督はコーチ陣を一新。バッティングコーチは有名OGにし、ピッチングコーチは、ノースカロライナ大学のベテランコーチ、ドビンズを招聘した。
ドビンズコーチの指導のもと、怪物新人ピッチャーのロスロックとエバブラウンが大活躍。フロリダ大学は全米選手権出場を果たした。
うまくいった矢先のコーチ交代。どうなるか。
ただし、新コーチもベテラン。
バンブレイクル。メンフィス大学監督。ようは、メンフィス大学監督よりも、最大SECリーグの大学コーチの方が格もサラリーも上なのだ。
バングレイクルは現役時代、アラバマ大学のエースだった。
アラバマ大学コーチも10年以上した。
いわば、アラバマ大学の顔の1人。
そんな人を持ってくるとは、さすが、ウォルトン監督。柔軟。
ベテランコーチのバンブレイクルの就任で、ピッチャー陣の中に、コーチ交代の動揺は少ないのではないか、と思う。
ただし、アメリカ人は嫌になったらすぐ移籍するから、来シーズン後はわからない。