アメリカの大学スターが卒業し、早くもプロソフトで活躍している。全米選手権に出られなかった選手は、アンリミテッド6月大会でプロデビュー。






クレムソンのクラークは、デナムから満塁ホームラン。




テネシーのゴットシャール。




フロリダステートのハーディング。


アンリミテッドの次の大会は7月末から。それには。



全米選手権で活躍したスターが勢揃いする。ただし。




全米選手権に出ていなかったのに、クレムソンの二刀流ケーグルは、アンリミテッド6月大会には、メンバー表を見る限り出ていない。ケガの治療が長引いている可能性あり。


ほかのスターは、プロソフトリーグWPFのテキサススモークやテキサスモナークスに行ったり、独立系プロソフトチーム、ニューヨークライズやフロリダバイブに行ったりしている。


新たに判明は。





デュークのライトとテキサスのチェックはスモーク。





アーカンソーのガミルとユタのロペスはニューヨークライズ。ライズは新卒と現役プロの両方とも、かなり選手を集めている。ガチだねえ。来シーズン、どこのリーグに行くのかなあ。


これで、だいたい、大学スターの進路は判明した。しかし、唯一、進路がわかっていないスターがいる。












テネシーのキキミロイ。





テネシーの歴史に残る強打者。


アメリカフル代表経験のあるミロイが、現時点でどのプロにも入っていない。それはありえない。考えられるのは学業優先。


ミロイは24年シーズンは大学院生だった。




神経科学専攻らしい。理系か。珍しい。


テネシーで学業優先といえば、リーチ。




アンリミテッド6月大会には、キャプテンとして出ている。リーチは法科大学院に進み、ソフト部コーチ、アメリカ代表、アンリミテッドを両立。法科大学院を卒業し、もうすぐ弁護士になる。


もしかしたら、ミロイもリーチに習って、大学院の博士課程とかに行くのかもしれない。


ミロイ家の家訓とも絡んでいる可能性もあり。ミロイ家は勉強重視。


ミロイの父親はアメフト有名選手だった。ロイヤーミロイ。





ワシントン大学在学中に、ドラフト指名。中退してプロ入り、活躍した。しかし、ロイヤーがずっと気掛かりだったのは大学中退。母親から、絶対に大学は卒業して、と言われていたのに。


それから30年。ロイヤーの心に引っかかっていたのは大学中退。コロナで時間ができたのを機に、もう一度、ワシントン大学に入り直し、残りの単位を取得した。辞めようと思ったこともあったが、娘たちに励まされた。




このたび、ワシントン大学を卒業した。母親は泣いて喜んだらしい。


この父にしてこの子あり、だから、ミロイが学業優先を選ぶ可能性は大いにあるとみている。





ミロイ家は、脅威の4姉妹。姉はワシントン大学ソフト部出身。妹は9月からオクラホマ大学ソフト部。




キキミロイは大学ソフトからいなくなるが、次はティアミロイが出てくる。ミロイの名は続く。


さらに、最終兵器は四女。上の写真を見てほしい。かなりデカイ。まだ中学1年生くらいだから、キキミロイより大きくなるかも。ワシントン州ではすでに有名ジュニア選手らしい。


リーチ4姉妹はすべてテネシー大学。ミロイ4姉妹は、よく言うことを聞く長女は、父母と同じワシントン大学。自由人の次女キキミロイは、父母の期待に反してテネシー大学に進んだ。


三女ティアミロイは、キキに習ってオクラホマ大学。特にワシントン大学イノチの父ロイヤーはガックリ。四女は果たしてワシントン大学に行くのか。全米が、いや、オイラが勝手に注目している。