日本とアメリカの最大の違い。ピッチャーの配球は、すべてベンチが行う。キャッチャーはサインを出さない。
ピッチャーとキャッチャーは、うでにサインウォッチをつけている。ベンチの監督コーチが配球を決め、タブレット端末からサインを送るシステム。
サインウォッチは昨シーズンくらいから全チームが導入。しかし、もっと前から、配球はベンチが決めている。それまではサインリストバンドをしていた。
アメリカといえば、サイン盗み大国だから、こうなったみたい。あと、試合数が多すぎて、キャッチャーもバッターの詳しいことを覚えていられないから。
とにかく、バッターへの配球はベンチが決める。日本みたいにキャッチャーが決めない。JDリーグに入った新人キャッチャーは、配球ミスで、監督コーチによく怒られる、と聞く。
若くして日本代表入りのアガツマは毎日、ウツギ監督に配球で怒られた、とか。
しかし、アメリカではそれはないのだ。キャッチャーが怒られるのはパスボール、ミスキャッチなど。オイラが見る限り、キャッチャーの優先度はキャッチング、スローイング、そして、バッティング。リードは関係ない。
ただし、ここからはアメリカらしいのだが、アメリカ代表キャッチャーは、自分でサインを出す。ベンチは出さない。