アメリカのプロソフトリーグ、WPF。昨シーズンから4チームでスタート。しかし、昨年12月、オクラホマスパークが脱退。今年4月、フロリダプライドとアラバマバイパーズが活動停止を発表し、1年しか持たずに崩壊した。
そのあたりの経緯は、再掲記事を見てもらいたい。
残ったのはテキサススモークのみ。しかし、スター選手のジェイクイッシュ、サムショーらは、リーグ崩壊を予想してか、今シーズンから日本リーグに入っている。
1チームしかないのに、どうすんねん、と思っていたが、新しい動きが2つ発表された。まずは。
WPFに、メキシコのチームを2つ入れる、と。しかし、なぜか、チーム名は発表せず。
メキシコは、トーキョー五輪でカナダと銅メダル争いをしたが、メンバーは、ほぼ全員、メキシコ系アメリカ人だった。アメリカ代表になれなかった選手が、メキシコ代表で出た。ようは、第2アメリカ代表。
ピッチャーは、エスコベド姉さんやオトゥール。だから、めちゃくちゃ強かった。
しかし、純粋メキシコソフトは、強くない。その強くないメキシコで2チームつくるということは、レベルの低さがわかる。単なる数合わせ。だから、チーム名も発表できないのだろう。たぶん、今からつくるから。
もう一つの発表は。
テキサスのコースタルベンドタイダルウェーブというチームが加入する、と。
申し訳ないが、聞いたことがない。さらに、調べても出てこない。新しくつくるのだろう。監督はブレイクミラー。
まあまあの有名人。バージニア大学などの監督やオレゴン大学のコーチだった。
ミラーは、テキサスA&Mの系列大学の監督をしていたこともあり、テキサスには人脈あり。かき集めでチームを急編成するのかなあ。
まとめると、WPFは、テキサススモーク、コースタルベンドタイダルウェーブ、メキシコの2チームの4チームで、今シーズンのリーグ戦を行うみたい。苦肉の策。
しかし、アメリカの一流選手を集めたテキサススモークと、ほかの3チームがまともに試合ができるとは思えない。特に、メキシコの2チームはかなり怪しい。アメリカの中学生レベルかもしれない。
一応、見守っていく。