SEC女子バスケ決勝、サウスカロライナ対ルイジアナステート。第4クオーターで大乱闘があった。アメリカ人あるある。女子だって、血の気が多い、乱闘もある。


大乱闘を静止画でまとめると。


①ルイジアナステートの選手がボールを奪われた。




あら大変。


②奪われた選手が追っかけ、サウスカロライナ選手のユニホームを引っ張った。



ファールしないと得点されるから。


③ファールの宣告。




④ファールしたルイジアナステートの選手に、サウスカロライナの選手がつっかかる。





小競り合い気味。


⑤そこに突然、大女がやってきて、ルイジアナステートの選手を突き飛ばした。






⑥大女は、2メートルのカルドソ。



大女カルドソに群がるルイジアナステートの選手。


入り乱れての大乱闘。一番小さい身長160センチ台のバンデリスが、カルドソにつっかかる、強気。



大乱闘でカルドソを含め、6人が退場処分となった。






審判団も処分説明が大変。サウスカロライナのステイリー監督も、ルイジアナステートのマルキー監督も、アメリカバスケ界のスーパーレジェンドだから。




マルキー監督は試合後の記者会見で、カルドソ、あんた、デカすぎるのよ。あんたがやったら、みんな、ケガをする。やるなら、同じくらいのデカイ、うちのリースを突き飛ばしな、と。マルキー監督らしいコメント。





この試合、ずっと2人はやりやっていたから。




大乱闘中、観客席最前列のファンが、フェンスを乗り越えて、カルドソに抗議。警察官につまみだされた。帽子の子。突き飛ばされた選手の兄だった。




カルドソ、アメリカ人お決まりの、やってから、翌日素直に謝罪。


いやしかし、アメリカ人って、恐るべし。



下世話なタブロイド紙は、違う角度から報じている。






ルイジアナステートのエース、リースが、大乱闘が始まったとき、知らんぷりして、1人だけベンチに戻った、と。突き飛ばされた新人王ジョンソンとリースの間には、前々から不仲説があるから。



 ようは、母親同士が仲が悪い。SNSでリースの母親は、ジョンソンの母親に、文法間違いだらけの誤字脱字メールを送ってくんな、と批判。これに対し、ジョンソンの母親は、成績が悪い娘の母親が偉そうに言うな、と反論した。


アメリカ人、恐るべし。


ソフトは、中流家庭以上の子、金持ちの子、いいところの子が多いし、親もしっかりしているし、監督コーチも人格者ばかり。


他大学を批判したり中指を審判に突き立てて退場になるのはテキサスのホワイト監督くらい。


あと、UCLAのリサフェルナンデス助監督とカリフォルニア大学のコーチも、審判への暴言で退場になったことがあるが、まあ、数年に1回レベル。カリフォルニアガールはやはり、熱い。


しかし、ソフトは全体的におとなしいし、きれい。それに対して、バスケはドロドロ、人間臭い。それがまた香ばしい。