渭城朝雨裛輕塵
客舎靑靑柳色新
勸君 更盡一杯酒
西出陽關無故人


元二の 安西に使するを送る

渭城
の朝雨輕塵を裛

客舎靑靑柳色新たなり
君に勸む更に盡
せ一杯の酒
西陽關
を出づれば故人無からん



元氏の次男が安西都護府に使いとして行くのを見送る


渭城の朝に降った雨は砂埃を洗い流して


旅館の柳は、青々として蘇ったようだ


君に勧める、此の一杯の酒を飲み干すのだ


西の陽関を出れば、知り合いは一人もいないのだから


いつも


あなたの影に怯えていた


あなたが怖い


あなたが怖いの


あなたのその


大きな愛が


とても怖い


優しくされれば


優しくされるほど


怖くなる


不安になるの


だから


あなたが来るたび


怖さに身を震わせるの


私をこのまま放っておいて


私を愛しているのなら


その優しさを


心の奥にしまい込んで


鍵をかけて


二度と表に出さないで

花火がとっても綺麗だから


僕は君を


花火にして


打ち上げてあげる