今から40年前に僕は鬱状態に陥りました。

 

食欲がなくなり、眠れなくなりました。

 

やる気が失せ、会社に行くのが辛くなりました・・・

 

どうしたら良いのか、何をすれば良いのか

 

不安と恐怖が襲ってきました・・・

 

その半年前に父が鬱と診断されて、薬を飲んでました。

 

飲んでると少し楽になったようで、半年経ったその時も継続してました。

 

横から母が、あんたも飲んでみたら?と問いかけてきました・・・

 

僕は飲むことに抵抗がありました。

 

薬を飲んで気分が良くなるなんて

 

麻薬か覚醒剤の類だと理解していたからです。

 

なのでとっさに拒みました。

 

すると母は

 

病院で出してくれている薬だから大丈夫だし安全、安心だよと・・・

 

お父さんの時は、精神科を受診したら

 

看護師さんが40分ぐらい話を聞いてくれてそれから先生の問診があるとのこと

 

それで楽になってきたってお父さんは言ってる

 

って言うので

 

半信半疑ではあったけど

 

精神科に罹ることに抵抗もあったけど

 

それ以上に自分が辛かったので(自殺願望も湧いてきてました)

 

行ってみるか・・・

 

思い切って受診しました。

 

母が言った通り看護師が話を聞いてくれました。

 

で診察・・・

 

担当の医師曰く、それは大変でしたね~お薬出しますのでまずは一週間ようすをみてください

 

(医師の問診は5~6分で終わりました)

 

優しい先生で良かった。

 

ホッとしました。(今はこのときの自分の無知加減に辟易としてます・・・)

 

 

 

家に帰って薬を飲みました。

 

 

 

数分すると・・・

 

ウソのように気持ちが軽くなりました。

 

やったー良かったー

 

って感じました。

 

もっと早く受診すればよかった!

 

そう思いました。

 

その時まさか自分がこの先40年近く心の病と無駄に戦い続けることになるとは

 

一ミリも予想してませんでした・・・

 

地獄の一丁目の始まりだったのかと

 

65歳を超えた今になって思います。

 

その先の40年は想像を絶する戦いと言っても過言ではないでしょう・・・

 

いまこうしてこのブログを書いている自分は奇跡に近い存在なのかと

 

自画自賛してしまいますことをお許しください。

 

その後の経過については少しずつ書いていこうかと考えています。