『非現実的』だからこそリアリティを | ソフトネクストのスタッフブログ

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キャラクターデザインをすることがあります。
中でも2~3頭身のキャラクターを制作する際に、とても気を付けていることがあります。
それは『生き物だと意識すること』です。

実在するなにかを描こうとおもったとき、
手元や経験には正しい見本があるわけです。
人物デッサンをするとき、見たまま描けばそれは正しい姿を描けます。

でも、それが架空のものを創造しようとしたとき、
油断をするとつい大事なことを忘れがちに。
忘れてはいけない大事なこと、それは「リアリティ」です。

架空なのにリアル?
でも、それが架空の低頭身キャラクターだとしても、
ヒトのかたちをしている以上は、骨があって、筋肉があって、
関節があって、繋がっているはず。

右手をあげれば左肩が下がる
口角上がれば頬もゆがむ
振り向けば背骨がねじれる

もっというと
細目は、目が細くなるのではなくマブタが閉じてる
指をピンと立てようとしたら、その指は反る
とか。

それを忘れずに丁寧に描いていけば、紙の上のキャラクターにも「生命力」が宿るんじゃないかなぁって思っています。
描けているかは、どうでしょうね……。

もちろんリアリティばかり追いかけても主旨から離れてしまいますから、
ウソ(フィクション)も織り交ぜながらバランスをとることで、
キャラクターとオリジナリティが作られていくのだと思います。

どうしても描いたものがしっくりこない……というときは、
この絵はアウトラインしか描かれていないのでは?と自問自答をしてみます。
その絵のからだに芯は通っているのか、どうかを。
まだ紙に描かれた線なのか、キャラクターに成ったのか、
それがひとつの境界線かなと改めて思った、というお話しでした。

(おわり)